私的録画補償金、初の返還額は8円という記事より。

私的録音録画補償金が、制度発足以来初めてユーザーに返還される。4枚のDVD-Rに家族の姿を記録したと申し出たユーザーに対し、相当額の8円が近く返還される。

「私的録音録画補償金」とは、楽曲や番組を複製できるCD-RやDVD-R、HDDレコーダーなどにあらかじめ補償金を上乗せしておく制度です。

ですので、個人的に使っていることが証明されれば、つまり「他人の著作物の複製に使っていないと証明できる場合」は補償金の返還請求が可能になり、初めて返還が行われ、その金額が8円だったというニュースです。

ちなみに、

DVD-RやDVD-RAMなど録画用デジタルメディアには卸値(カタログ表記価格の50〜65%)の1%が上乗せされ、私的録画補償金管理協会(SARVH)を通じて著作権者に分配される。

だそうです。

これまでにも返還の問い合わせがあったものの、手続きが面倒な上、数円しか戻らないということで、実際に請求をする人はいなかったそう。今回も請求に切手80円分が必要だったり、8円が銀行振込になるなど、非常に無駄が多いのが実情のようです。

「DVD-Rの場合、1回しか録画できないため判断しやすいが、DVD-RWやDVD-RAMなど、何千回、何万回も書き換えができる場合、何をもって私的複製に使われないと判断するか難しい」などの問題もあり、仮にかなりの規模で返還請求が行われた場合、銀行振込だけでかなりの負担になり、制度見直しに繋がったりするのでしょうかね。

「制度が技術の急速な進歩に追いついていないのが現状」と事務局も認めているそうで、何らかの見直しが必要なのは確かなようです。