「低炭水化物ダイエット」で睡眠障害が改善という記事より。

炭水化物を極端に制限する「低炭水化物ダイエット」で、睡眠障害の一種であるナルコレプシーの症状が改善する――。こんな驚くべき研究結果が、米国Duke大学の研究グループから報告された。

「低炭水化物ダイエット」は、炭水化物を極端に制限するダイエット法として知られる食事療法です。アメリカでは提唱者の名前を取り「アトキンス・ダイエット」とも呼ばれているとのこと。一方、ナルコレプシーは「突然眠気に襲われたり、居眠りを繰り返すなどの症状が出る睡眠障害で、10代、20代で発症することが多い病気」です。

研究によると、

ナルコレプシーの症状の重さを表す「NSSQ」(Narcolepsy Symptom Status Questionnaire)のスコアをみると、低炭水化物ダイエットを始める前は161.9点だったが、8週後は133.5点に低下。

ということで、少し症状が軽くなることが確認されたそうです。

ナルコレプシーの患者はオレキシンの働きが不十分であることが知られており、「食事中の炭水化物を制限することでオレキシン神経の活性が高まることが、症状改善につながったのではないか」と研究グループはみている。

炭水化物の摂取量が少ないと血糖値が上がりにくい「低血糖状態」になり、「オレキシン」が活性化することが確認されているそうです。これまではナルコレプシーの治療には食事療法はあまり重視されていなかったということですが、新たな治療法となる可能性があるかもしれませんね。

低炭水化物ダイエット—ごはん、パン、パスタ…やめられない、やせられない人へ