新社長を直撃! センチュリー証券 その2〜山一證券の十字架を背負い続けるというインタビュー記事がありました。

いろいろと報道されましたが、マスコミは私の本当の気持ちを汲んではいないと思っています。この話はほとんどしたことがないのですが、あの涙には二つの意味があるんです。

センチュリー証券社長として証券業界にカムバックした元山一證券社長、野澤正平氏。近影もありますが、年をとったな、というのが第一印象でした。あの涙の会見から7年ですか。

「山一證券の最後の会見で見せた涙の意味はなんだったのですか」という質問に対し「マスコミは私の本当の気持ちを汲んではいないと思っています」と前置きした上で、次の二つの理由を語っています。

一つは、オリンピックなどでスポーツ選手が見せる、がんばったけど駄目だめだったという悔し涙。私も社長として、100日間がんばったけど、力が及ばずに、ああなってしまったという悔し涙でした。
そして、もう一つの意味は、山一證券に在籍した7700人の従業員、関連グループ会社を含めて1万人、さらに彼らの家族を含めた3万人がこれで路頭に迷ってしまう。なんとか助けてほしいと訴える涙だったのです。

気持ちとしては後者の方が強かったと。ちなみに100日間頑張ったそうですが、社長就任当時は廃業せざるを得ないというのは分かっていなかったそうです。

元社員には、「いつでも連絡をしてこい」と言ってあります。「俺はあの日の涙を忘れてはいないぞ」、「だから相談にのるぞ」と考えています。