ボーダフォン新社長に元ドコモ副社長の津田氏というニュースより。

ボーダフォンホールディングスとボーダフォンは16日、元NTTドコモ副社長の津田志郎氏を、12月1日付で両社の代表執行役社長兼CEOに任命する人事を発表した。

ライバル会社に電撃移籍するという話は最近ではよく聞きますが、これもそんな一つですね。津田氏は「NTTドコモ時代、パケット通信サービス開始やiモードサービス開始において中心的な役割を担った人物」だそうです。また、次期社長とも目されていたんだそうです。勢いの悪いボーダフォンに、どのようなてこ入れをしてくれるでしょうか?

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衝撃の人事——ボーダフォン新社長は、元ドコモの津田氏

報道陣からは、重ねて「なぜドコモの副社長を務めた人材が、ドコモエンジニアリングという子会社の社長になり、その後グループを出ることになったのか」を問う声も上がった。

ボーダフォンの新社長、NTTドコモの元副社長の津田志郎氏に

同社では、取締役 代表執行役社長だったDarryl E. Green氏が6月に突然の辞任を発表、同社取締役会議長のBrian Clark氏が一時的に社長を兼任していた。同社によると、津田氏が「日本の通信業界に精通している」という点を高く評価したという。

詳報:「ドコモでの経験を生かせる」と移籍を決意、ボーダフォン・津田新社長

最終的に津田氏が移籍を決断したのは8月中旬のことだ。同月12日に自身が社長を務めるドコモエンジニアリングへ辞表を提出した。NTTドコモ 代表取締役社長の中村維夫氏には、同日電子メールで辞意を伝え、翌13日に直接面会したという。「13日の時点ではボーダフォン入りが最終決定していなかったため、移籍先には言及しなかったが、中村氏はおそらく想像が付いていたと思う。今後もお互い同じ業界でがんばろう、と語り別れた。持ち株会社のNTTとは特に連絡を取っていない」(津田氏)という。

津田氏とドコモ中村社長が交わした「最後の会話」

「ただ、中村社長と私の違いがあるとすれば、私は技術出身だということだ」。経営者は技術の知識にばかり偏っても、それ以外に偏ってもダメだが、携帯の業界ではテクノロジーを無視していては優れた経営は難しいと主張する。