HPでヘアケア会社中傷、会社員に50万円支払い命令というニュースより。

最初に訴えたのは、男性だった。同社で増毛施術を受けた男性は、「抜け毛が進んで生涯かつらを使わざるを得なくなった」として98年、約2200万円の賠償を求めて提訴。一方、同社は翌年、男性が開設したホームページ(HP)で中傷されたとして約1500万円の損害賠償請求訴訟を起こした。

3ヵ月間掲載し1,300件のアクセスがあったことから損害額を算定したそうです。1アクセスあたり385円ですか? そういう算定基準もなんだか不思議な気がしますが、他に良いモノサシがなかったんでしょうね。

こういう記事を読むと、木村剛氏が書いておられたモノ書きの老婆心:「匿名性」を護るためにというエントリーを思い出します。ここまで覚悟を持って書かなくてはならないのか、と思われるかもしれませんが、やはり書く内容によっては上記のようなことが実際に起こりうる訳ですから、相応の覚悟が必要になるのではないかと思います。

したがって、他者を批判する場合には、「訴えられるかもしれない」という覚悟が必要なのです。私が3月16日の「Blogの未来はブロガーが創る」において、「個人的には、匿名性というセーフティネットに護られたネットにおける言論活動であったとしても、『殴られるかもしれない至近距離においても、面と向かって言うことができる内容、もしくは言わなければならないという覚悟を持った内容であることを望みたい』と思っています」と書いた背景にはそういう認識があります。