ソフトバンク、日本テレコム買収を発表しました。

ソフトバンクは27日、同日開催された取締役会において日本テレコムの買収を決定したと発表した。買収価格は約3,400億円。日本テレコムの発行済み普通株式約1億4,400万株すべてを取得する。株式取得日は11月16日となる見込み。

時間の問題かとも思いましたが、それにしても早かったですね。

買収方法は日本テレコムの発行済普通株式約1億4,400万株をソフトバンクが100%取得し、日本テレコムはソフトバンクの100%子会社となる。買収額は約3,400億円で、内訳はソフトバンク買取普通株式が1,433億円、純有利子負債が1,640億円、優先株が325億円。

日本テレコムが100%ソフトバンクの子会社ですか。どうなんでしょうってこともないんですが、日本テレコムの中の人たちはどうなんでしょう。

日本テレコム買収後のソフトバンクグループ連結売上高は1兆円規模で、サービスを提供する回線数は個人・法人含め約1,000万回線。ISPの会員数はYahoo! BB、ODN合計で約600万会員で、孫氏は「競合他社と比較してもNo.1の会員数」と自信を示した。

これからFTTHに乗り出すソフトバンクにとっては日本テレコムが保有する約12,000kmの光ファイバーネットワークは大きいでしょうし、ODNの会員も魅力的でしょう。さらに言えば、コンシューマだけでなく法人向け事業にも大きく進出することが可能です。予想以上のシナジー効果かもしれませんぜ。

「信頼感や安心感が欠けていたことは法人市場において最大の弱点と認識しており、日本テレコムを買収したことで足りなかった実績と信頼性を向上させたい」と語った。

日本テレコムを買収したからといって、Yahoo! BBの実績や信頼性が向上するかというと、それはまた別物のような気がします。逆に、日本テレコムの信頼に傷をつけないように襟を正していくべきかもしれませんね。

日本テレコムが運営するODNについては、現状はYahoo! BBとは別に存続するものの「百数十万というODNのナローバンドユーザーにはできるだけ早くYahoo! BBに移って頂く」方針だという。

ODNユーザはこの辺が非常に気にかかるところでしょうね。いずれにしても、利用者にとってベストの統合を果たして貰いたいものです。ISP部門はニフティを上回る業界最大手になります。

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「リップルウッド(米Ripplewood Holdings)に、Yahoo!BBを買ってよといった。それが今回の買収のきっかけだ」(笑)。

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個人向けインターネット接続事業も,ソフトバンクBBの「Yahoo! BB」と日本テレコムの「ODN」の合計で576万回線に到達。ニフティを上回り業界最大手となる。

なぜ、ソフトバンクは日本テレコムを買収したのか

日本テレコムは、EBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)ベースで年間850億円の黒字を出している。これが企業向けサービスを追加することの意味。ODNユーザーをスムーズにYahoo!BBに移行でき、ネットワーク投資を抑えられることを考えると、さらに500億円のコスト削減につながるため、ソフトバンクは“年間1350億円”のメリットを得る。

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個人向けADSLサービス「Yahoo!BB」に加え、大手企業など約17万社を顧客に抱える日本テレコムの固定通信サービスを取得し、総合通信サービス企業への脱皮を図る。

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買収後の日本テレコムは、ソフトバンクの100%子会社となり、位置づけとしてはソフトバンクBBと同じ。日本テレコムの現取締役代表執行役社長 倉重英樹氏をはじめ、経営陣や同社の体制はそのまま継続するという。