「米国人のMSびいきに負けた」、米子会社を清算したサイボウズが敗因を語るという記事より。

「米国進出は失敗だった」。グループウエア大手のサイボウズで副社長を務める青野慶久氏はこう言い切る。同社は2004年12月7日に米子会社の清算を決定し、2年半の販売活動に終止符を打った。今後は米国での販売は少数の代理店に任せ、アジアや欧州の市場に重点を移す。

少し前に10カ国語対応版が発表されたニュースは見ていたのですが、裏にはアメリカでの事業を縮小するという流れがあったようです。アメリカではサイボウズは奮わず、「顧客の2割が現地に進出した日本企業、5割がアジアや欧州の企業で、米国企業は3割に過ぎなかった」とのこと。

その理由について副社長の青野氏は「米国ではマイクロソフトの製品が普及しており、我々が入り込む余地がない。米国人は想像以上に自国製品びいきだった」とコメントしています。マイクロソフト製品が既に市場を持っているのは確かにそうだと思いますが、自国製品びいきというのは、「日本製品を使うんだったらマイクロソフト使うよ」みたいな、そういう話がたくさんあったのでしょうか。

結果的にSAPなどの欧州企業の事例を研究し、アメリカを縮小してアジア・ヨーロッパで展開することにしたそうです。

「中小企業向け市場では、中小のSI業者や個人経営のシステム・コンサルタントが強い。1000社の代理店を集めれば、一つの代理店の販売数がたとえ2本でも、全体では2000本になる」