“本物”にシフトする消費者という記事。

モノが売れないと言われる時代でも、なぜかコンビニエンスストアで本物志向のおにぎりが売れたり、“デパ地下”で高級惣菜が売れたりしている。衣食住プラス娯楽の軸で消費を分析してみると、特に「食」の世界では高品質分野あるいは“本物”に消費者がシフトする現象が起きやすいようだ。

これは確かに実感します。少しくらいだったらお金をプラスして、美味しいものを食べたいと思うようになりました。裏には、そんなに食べられなくなった、という極めて個人的な事情もあるのですが。

例には本場イタリア産が格安品として売られ、“うどん粉”で作ったスパゲティーをスパゲティーだと思っていたパスタの例や、二級酒がブランド酒として地位が上がった日本酒などが例に挙げられています。

で、どうしてこういうことが起こったかというと「いずれも、メディアが重要な役割を果たして、“本物”が新しい基準の地位を獲得したケース」なんだそうです。

現在、このような状態が起こっているのがコーヒーなんだそうですよ。「自宅でおいしいイタリアンカフェを飲みたければ、スターバックスでハーフポンド(約230グラム)のイタリアンローストを1000円前後で購入するのが一番早道」だけれど、パスタの事例を思い返して「日本のスーパーを見回すと、あるある」ということです。

日本人の嗜好は「本物」を求めて徐々に変わりつつある。アラビカ種100%は、近い将来、日本のコーヒー豆の新しい基準に代わることになる可能性は高い。このように、パスタの歴史は繰り返すのである。

なるほどねぇ。