Winny開発者逮捕で東京大学がコメント発表です。

コメントは研究科長の名前で出されたもので、「容疑の詳しい内容は未だ承知しておりませんが、本研究科の教員が逮捕されるという事態が生じたことを誠に遺憾に存じております」としている。

Winny開発者である47氏が勤務していた東京大学大学院情報理工学系研究科が、研究科長の名前で出したコメントだそうです。東京大学大学院情報理工学系研究科にしてみれば正に寝耳に水で、しかも突然の逮捕ですから、対応に慌てているのは想像に難くありません。

47氏は2002年1月に採用され、大学院生のソフトウェア開発の指導にあたっていたそうです。東京大学では「容疑の詳しい内容が判明すれば、職務との関連の如何等を調査する予定」だそうです。

Winny開発者逮捕でACCSがコメント発表「開発者にも一定の責任」というコメントも。

ファイル交換ソフトが著作権を侵害するような使われ方をするという認識のもとでソフトを開発・配布する行為については、ACCSは「少なくとも著作権侵害行為を誘引、助長、援助したものとして、開発・配布した人にも一定の責任が生じるものと考えます」とコメントしている。

PtoP技術について「分散処理というインターネットの基礎理念と符合する重要な技術であると考えています」とした上でのコメントです。

今回の事件の経緯に関してはWinny開発者逮捕で波紋、P2Pの将来に懸念もという記事が分かりやすいかもしれません。

発端は2002年4月1日午前5時35分、「2ちゃんねる」の「ダウンロード板」-「MXの次はなんなんだ?」スレッドに書き込まれた宣言だった。

京都府警、Winny開発者逮捕~事情聴取では47氏が違法性を認める発言もという記事によると、逮捕後の事情聴取で「著作権法に違反する行為を助けた。逮捕されるのも仕方のないこと」と容疑を認めているそうなんですが、これは本当なんでしょうか?

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Winny事件、開発者はダウンロードのみの専用版を使用?

一部報道によると、助手は自分専用としてダウンロード機能のみのWinnyを使っていた、という。京都府警は、助手が自らの摘発逃れを図っていたと見て関心を寄せているもようだ。

Winny開発者逮捕で東京大学が調査委員会を設置

調査委員会は情報理工学系研究科の教授6名で構成され、金子容疑者のWinny開発などに関する情報を収集し、事実関係を調査する。調査結果の公表について、東京大学は「現時点では未定」としている。

ACCS「P2P悪用予見の場合は開発・配布者にも一定の責任」

このため悪用を予見・認識した上で敢えてファイル交換ソフトを開発・配布し、予見通り著作権侵害行為が行われた場合、「少なくとも著作権侵害行為を誘引、助長、援助したものとして、開発・配布した人にも一定の責任が生じるものと考える」と述べた。

Winny開発者、逮捕

実際に、Winnyのファイル共有で逮捕される人はいましたが、開発者自身が逮捕されるとは思いませんでした。プログラム開発者が著作権法違反の幇助に問われるのは国内初で、さらに著作権幇助で刑事事件の対象になるのは世界的にも珍しいのではないでしょうか。