auはトレンドか、ブランドか?という分析のコラムがあったのですが、非常に面白かったです。

KDDI au事業企画部マーケティング統括部ブランド戦略グループリーダーの和泉一波次長は、「全国規模でauはお客様に認めていただけるようになりましたが、auはまだブランドというより、トレンドです。ようやく個性派自由ブランドとして少し認められてきたかな、という段階です。油断はできません。認知度の向上だけでなく、ユーザーに信頼してもらわなければならない」と話す。

現在、トレンドであるauが高感度ユーザ向けブランドになるには、それほど時間はかからないだろうと記事。ユーザ本意で革新的なサービスを投入し続ければ、1〜2年で獲得できるだろう、と。ユーザ本意というところがポイントですね。ここを勘違いすると、失敗します。しかしその先、一般的なユーザに認めてもらうためには信頼の醸成が時間がかかるだろう、と。

反面教師としてボーダフォンが挙げられています。

同社はJ-フォン時代に写メールでトレンドになり、高感度ユーザー向けのブランド獲得までは成功した(2002年4月の記事参照)。しかし、社名とブランド名をボーダフォンに変更し、料金プランやサービス内容の改変を繰り返す事で、「信頼の醸成」段階で失敗。J-フォン時代の成果を少なからず振り出しに戻してしまった。これは非常に残念なことだと、筆者は思う。

本当に残念です。一頃の勢いはどこへ‥‥。きっと巻き返してくれるんじゃないかと信じてはいますが、なかなかうまい具合のアクションは取れないでいますね。

auは実力あるNo.2の地歩を固めて、当面の目標である累計シェア30%を取らなければならない。そこまでは、au自身が作った3Gシフトの雰囲気を最大限に活用し、ユーザーを裏切らなければ「実現不可能な課題」ではないだろう。