「神の見えざる手」をサポート——価格.comの“クチコミ”パワーという記事より。

「月間480万人のユーザーが訪れ、月間総閲覧数は2億4200万ページビューになる。書き込み数は1日に4000〜5000件にのぼり、トータルでは250万件の書き込みがデータベース化されている。特にPC/家電系商品での書き込みが活発。ユーザーの欲しい情報がユーザーの立場で分かるというのが、評価されているのだろう」

商品を購入する際に、実際の使用感というのは非常に気になるものです。事前に分かれば、それに越したことはありません。その“口コミ”情報を蓄積しているのが価格.comです。

ネット調査会社による今年1月の調査データでは、大手電機メーカー8社(ソニー/富士通/東芝/キヤノン販売/松下電器産業/シャープ/パイオニア/エプソンダイレクト)公式サイトを訪れたユーザーが“直前に見ていた”サイトのランキングで、Yahoo!やMSNといった有名ポータルに並んで1〜2位に価格.comがランクインしている。

この調査結果は強烈ですね。メーカーとしても価格.comを見過ごすことはできないという訳です。価格.comの良さとしては、良い情報も悪い情報も満遍なく掲載されていますので、メーカーもそれを参考に、さらなる製品の改良を行うことができるし、利用者としても想定外の失敗の確率を減らすことができるという訳です。

「メーカー推奨の使い方ではないが、3万円弱で販売されている某PC周辺機器メーカーのHDDオーディオプレーヤーの内蔵HDDを分解すると、その2倍以上の価格で単品販売されている4Gバイトマイクロドライブとして使えるといった情報が掲示板に流出。該当商品が今も飛ぶように売れている」

この話も記憶に新しいところですね。All About Japanでも「4GBマイクロドライブを安く入手!」という記事になっています。

MuVo2の市価は約3万円。 なんと4GBのマイクロドライブを内蔵しているにもかかわらず、単体の半額以下。いや、MP3プレイヤーが付属しているにもかかわらず、4GBのマイクロドライブ単体の半額以下というべきか(笑)。 これを使わずしてどうするのだ。

具体的な分解方法まで紹介されています。デジタル一眼レフカメラを持っている人には良いかもしれません。ちなみに、このMuVo 2は、現在楽天では2万円前後で購入可能です。

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確かに、あまりと言えばあまりな使い方かもしれません。

記事は、次のようなコメントで結ばれています。

「このようなネットコミュニティによって、今後は広告にはあまり惑わされず、実際にニーズに基づいた価値形成がなされる“完全競争市場”が実現されるのではないだろうか。クチコミ自身が“神の見えざる手(=市場)”をサポートする時代になる。メーカーが“クチコミ”マーケティングをもっと重視してもらえば、エンドユーザーがよりよい商品を安く手に入れることができるだろう」

口コミを起こしやすい手段としては、blogも考えられますね。情報の伝播が早く、完全なる匿名ではないコミュニティというのも信頼性が高いでしょう。そこに目を付けて製品を送り、blogでレポートを書いて貰う、という流れも発生しつつあると思います。ただ、タイアップである場合はそのことを明記しないと、blog自身の信頼性を損なうことになりかねないので注意が必要です。

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さて、MuVo2の特徴であり、またiPod miniにないメリットとして、バッテリー交換が容易という点が挙げられるだろう。本体背面のカバーをずらすだけで、四角いバッテリーにアクセスできるうえ、交換バッテリーも販売されているから(直販サイトでは5780円)、長時間使いたい人はもう1つ購入するのも手だ。重量は22グラムと軽く、持ち歩いても苦にはならない。