減少する酒の消費――脱・アルコールに舵を切る飲食店という記事。

必ずしも不況が長引いているせいばかりではない。その背景に「日本人がお酒を飲まなくなった」という大きな潮流変化があることを見逃してはならない。

国税庁の統計によると「アルコール消費量は戦後一貫して増え続けてきたが、1990年代後半からは横ばいもしくは減少に転じている」んだそうです。

年代別で見ると、

最も飲酒率の高いのが40代男性で、常に90%前後を維持している。一方、20代の男女の飲酒率はここ10年ほど下がり続け、70%前後にまで落ち込んでいる。つまり、20代のほぼ3割はお酒を飲まないことになる。

という感じで、若い人があまりお酒を飲まなくなってきているそうです。

シブヤ経済新聞の編集長が次のようにコメントしています。

「コミュニケーションの手段が大きく変わったことが背景にある。昔は相手と腹を割って話すのにお酒を介在させるしかなかったが、今は携帯メールなどのメディアが発達し、酔わなくてもコミュニケーションできるようになった。また、酔っ払うことが格好悪いという意識も強まり、カフェなどでお酒を飲まずに人と話をするようになっている」

なるほどねぇ。確かに酔っ払いすぎちゃってる人はみっともないもんなぁ(自分含む)。でも、酒を酌み交わす良さってのも一方ではあったりすると思うんですよね。

ぼくの場合も、最初はやっぱり飲めませんでしたよ。ビールとかうまくなかったし。でも、ゼミの先輩に誘われた飲み会で、異常とも思える程楽しい飲み会があったんですね。酒の飲み方を知ったというんでしょうか。それから、飲み会にどっぷりとハマり、大学時代は飲み続けました。最初は嫌いだったビールも大好きになりました。

こんな感じで楽しいお酒との出会いだったらいいんでしょうけど、マズイもの飲みながらつまらない話を聞かされたとか、そういう原体験があるとお酒を好きになれないかもしれませんね。

「最近の若い社員は酒を飲まなくなった」という中高年社員の嘆きをよく聞くようになった。終業後に一杯誘っても平然と断るし、部署全体の宴会も嫌がる若手社員が増えて中止に追い込まれた、という話も少なくない。

ホークスの選手がV旅行に行きたがらないのも似たようなものでしょうか。

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