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子供の頃に、一度くらいは誰しも「梅ジャム」を食べたことがあるのではないでしょうか。「梅ジャム」の唯一の作り手だった方が引退し、その製造を2017年12月に終えていたことが明らかになりました。昭和の駄菓子がまた1つ 「梅ジャム」が2017年末に製造終了、唯一の作り手が体力の限界で引退という記事になっていました。

「梅ジャム」は、梅肉に砂糖やでんぷん、小麦などを加えて煮詰めたペースト状の駄菓子。紙芝居で販売する駄菓子のラインアップが数少なかった当時、せんべいに塗って味を変えられるような一品があれば人気が出るのではと考え高林さんが開発しました。

開発し一人で作り続けてきた高林博文さんが、体力の限界を感じて引退したことで「梅ジャム」はその歴史に幕を下ろしました。高林博文さんは87歳だそうです。手作業も多く、これ以上はもう作れないという判断なのですね。

「作り方も誰にも教えておらず後継者もいない」というのは残念ですが、どこか大手の菓子メーカーが引き継ぐようなことも難しいのでしょうか。

梅ジャム一筋66年!家族を支えてきた「命」ですでは、高林博文さんのインタビューを読むことができます。

「私は国民学校の出身ですが、戦時中は勤労奉仕があり、小学校6年までしか勉強していません。そんな私でも梅ジャムを世に広めて、地域社会にも貢献してきました。ですから、息子たちが中学生のころに、『そんな父以下にはなるな。自分で道を切り開け』と言ったのです」

82歳の頃のインタビューです。「梅ジャム」を開発したのは、なんと16歳の時だったそうです。実に「梅ジャム」製造は70年。お疲れさまでした。