2013 05 24 1031

日本で音楽活動中のとあるアメリカ人の主張がなかなか興味深い」というまとめが非常に興味深く、なおかつ色々と考えされられます。

nothing ever lastsというバンドで活躍する米国人シンガーソングライター、Nelson Babin-Coy(ネルソン・バビンコイ)さんは、「音楽を楽しむのにJASRACなんていらない。CDは無料で配ってしまおう」と本気で考えた。不振にあえぐ日本の音楽業界を変えていこうとしている。

日本で「nothing ever lasts」というバンドで活動する、Nelson Babin-Coyさんの日本の音楽業界に対するメッセージです。

要点だけご紹介しますと‥‥

・ニールヤングが言ってた。違法ダウンロードは現代のラジオ。

・よほど好きじゃないとCDやチケットは買わない。

気軽に音楽を聴ける環境がないから音楽を好きにならず。好きにならないとCDもチケットも売れない、と。

特になるほどと思ったのは次の一節。

「法律で違法ダウンロード規制したらCDやDVDが売れるって考え方はイケメンを絶滅させれば自分がモテるって考えと同じだ

あひゃー!

そうですよねぇ。今、音楽に触れるとするとYouTubeだったりしますよね。そこにないと、存在しないのと同じくらい‥‥は言いすぎかもしれませんけど、まあ、聴けないのはないのと同じですからね。

すぐに欲しいけど、iTunes Storeでは売ってません、みたいな。

「日本の若者に『ライブって楽しいじゃん』って思ってほしい。
 そこから積み上げていこうと思いました」ということで、ライブも無料にする取り組みをしているそうです。

とはいえ、ぼくの周りではいわゆるフェスに行く人も増えているようなので、音楽を聴く人は相変わらずいるんだと思うんですけどね。ただ、音楽との接点は少なくなっているのかな。

それはさておき「じゃあ、どうやって生きていくの?」という話には「いま一番現実的なのがYouTubeの広告収入」と回答しています。実際、YouTubeで生活している人もいますから、これは一つの現実的な解なのでしょう。そこまで人気者になるのは大変だと思いますが。

テキスト方面では、ブログを書いて暮らす人がいます。広告収入ですね。動画方面でもYouTuberと呼ばれる人たちがいます。同じく広告収入ですね。

で、テキスト方面はメールマガジンだったり、サロンだったり、少し違った収入を得る方法が出てきています。これは、動画や音楽(動画)にも適用されていくかもしれませんね。

簡単にいってしまえば、ファンクラブのようなものだと思いますが、一方的にアーティストから情報発信するだけでなく、ファンと交流を深めながら、少しずつ仲間を増やしていく感じで。ファンがアーティストを支えるという、ファンドのような側面も出てくるのでしょうかどうなんでしょうか。

最後にある「自分の安心ゾーンから出て、本気を出していくしかない」というメッセージが心に響くなぁ。