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サザンも普段から使用しているというスタジオで行なわれた、桑田佳祐ニューアルバム「MUSICMAN」の試聴会に参加してきました。70分強の試聴会、本当にあっという間でした!

中学生、高校生の頃は、レコード1枚、CD1枚にものすごく価値を感じていて、歌詞カードを片手に1時間弱、気合いを入れて、集中して聴いたものでした。

いつからくらいだったろう、買ってきたCDがリッピングするだけになってしまったのは‥‥といったことも含めて、人生をしみじみ振り返った「MUSICMAN」試聴会だったのです。

配られた歌詞カードを読みながら聴くと、綴られた日本語の重みを感じます。“ながら”で聴くのもあると思いますが、一度はじっくり歌詞カードと突き合わせたいですね。

桑田佳祐の世代観、日本人のあり方に対する思い、文化のようなものがにじみ出る内容になっています。生と死をイメージする楽曲もあるのですが、自分もそういう世代に向かいつつあるのだということも、ひしひしと感じました。

歌詞カードを握りしめての70分強は、本当にいろいろな考えや想いが頭をよぎりました。まさか、音楽を聴くということの、自分の原点に立ち返ることになるとは。桑田さんのこの1年に思いを馳せたり、もちろん自分のことを考えたり。濃い、です。

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サザンオールスターズが普段から使い、今回の「MUSICMAN」のレコーディングでも使われたスタジオが、現場復帰となる紅白の中継で使用されたのも、いつもの“ホーム”での原点回帰、という意味合いもあったのかな、などなど。

などなど、いろいろ言葉をこねくり回しても、桑田佳祐というミュージシャンにはより思い入れのある人もいると思いますし、とにかく強調しておきたいのは、歌詞カードを握りしめながらの約70分が、本当にあっという間だった、ということです。

超個人的なキーワードを書いておくと、それは「におい」でした。そのにおいは懐かしいものだったり、旅先でかいだ記憶だったり、淫靡なものだったり‥‥においが耳から入って鼻に抜けるような、そんなアルバムです。

桑田さんは、次のように語っているそうです。

自分としては境地のようなものに達したアルバムではないかと思っている。過去いろいろなアルバムを作って自信を持ったり、後悔を繰り返したけれど、そうしたものを経て到達したものではないかと。

ああ‥‥まさに、達している‥‥。

今年の目標はステージに戻ることだそうですよ。でも、無理せず、ゆっくりでもいいです。ニューアルバムがリリースされるのが、まずは嬉しいです。

桑田佳祐「MUSICMAN」2011年2月23日リリースです。

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