飲んだ帰り道で、傷ついた鳥を保護しました。羽から出血しており、飛べませんでした。 翌日、動物病院を二つまわってようやく名前が分かりました。渡り鳥で、南に帰る途中だったのではないかとのこと。

手術もできず、直る見込がないため、病院でも保護して貰えませんでした。ただエサは食べませんが、歩き回り元気な様子ではあります。先が長くないとはいえ、このまま段ボールの中では忍びなく、地元の動物公園に相談に行きました。しかし、やはり預かれないとのこと。結局、なにもしてやれないまま、自然の中に放してきてやりました。

保護するのも放すのも人間のエゴ。最期まで看取れという意見もあるかもしれませんが、悩んだ上での決断でした。

これもまた人間のエゴですが、自然に戻った鳥は、こころなしか落ち着いて見えました。羽が折れてしまった時点でその寿命はつきてしまっていたといえる鳥でしたが、最期は“渡り鳥”として天寿を全うしてくれることを祈るばかりです。