【KDDIエリア誇張問題】7ヶ月の間に消費センターに相談15件 → うち2件は無償解約できたことが明らかに

2013 05 23 1522

ネタフルでも「iPhone 5」LTE誇大広告でKDDIに措置命令 → 実人口カバー率96%急拡大の計画なかったという記事を書いた、KDDIのエリア誇張問題ですが、無償解約に対応していたことが明らかになりました。

au:無償解約2件 エリア誇張問題で- 毎日jp(毎日新聞)という記事になっていました。

米アップル社の「iPhone5」で高速通信サービスを受けられるエリアをカタログなどで広く表示していたとして、消費者庁がKDDI(au)に景品表示法違反で再発防止を求める措置命令を出した問題で、3月末までの7カ月間に東京都消費生活総合センターへ15件の相談があり、うち2件が解約料なしで解約できていたことが22日分かった。

2013年3月末までの7ヶ月間で、消費生活センターへの相談は15件。うち2件が解約料なしでの解約ができていたそうです。

KDDIは「下り37.5MbpsのLTEエリアが使えているため解約は通常通りの処理」としていたのですが、違う対応もあるということですね。

KDDIによると、契約は2年が基本で、2年未満で解除する場合は9975円の解約料がかかる。同センターには「auと契約したが速度が出ない」という相談が15件あった。

37.5Mbpsで繋がっていれば速度的な不満はないかもしれませんが、しかし、言っていたこととやっていたことが全然違うというのは問題ですし、無償で解約できた人とそうでない人がいるというのも、また問題になりますね。

「広告の影響に加え、勧誘状況などを聞き、どう交渉すべきかアドバイスしている。疑問のある人はあきらめず相談して」と消費センターではコメントしております。気になる人は相談してみると良いですね。

消費生活総合センター | 東京くらしWEB