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ゴマントン洞窟。知る人ぞ知る、恐怖の洞窟。

実際に現在でも高級なツバメの巣が採集されている洞窟であります。洞窟の横にはツバメの巣を採る人たちの管理センターがあり、中には作業場があります。なぜ、そんな「ゴマントン洞窟」が観光地になっているのか? それは、洞窟には大量のツバメとコウモリが暮らし、そこから大量に排泄される糞を目当てに‥‥ギャー!!

「ゴマントン洞窟(Gomantong Caves)」はどこにある?

ゴマントン洞窟はマレーシアサバ州のサンダカンにあります。我々はコタキナバルからキナバル山登山をし、その足でサンダカンに宿泊、翌日にゴマントン洞窟に向かいましたが、クルマだとコタキナバルからサンダカンまで4時間くらいかかるので、国内線の飛行機を利用するのが良いでしょう(コタキナバルからサンダカンまで)。サンダカンは自然に囲まれた海辺のリゾート地です。

サンダカンの中心部からゴマントン洞窟までは、クルマで1時間半くらいです。

「ゴマントン洞窟(Gomantong Caves)」とは?

ゴマントン洞窟は「ゴマントン熱帯雨林保護区の中心部に位置し、何世紀にも渡り燕の巣の採集地」として知られている場所です。ゴマントン洞窟は、シムッド・ヒタム(黒洞窟)とシムッド・プティ(白洞窟)の複合洞窟です。

中国とボルネオの交易が盛んになって来た13世紀ごろから、中国人にとって非常に貴重である燕の巣を求め、中国人の貿易商が燕の巣を探しにサンダカンへやって来て、ゴマントン洞窟の天井高さ100m余りの処にある燕の巣を発見しました。

テレビでタレントがツバメの巣を採集するためにゴマントン洞窟を訪れている番組を見たことがあることを思い出しました。

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ゴマントン洞窟の入口付近にはツバメの巣を採集するための管理センターがあります。つまり、現在も観光地でありつつ、ツバメの巣が採集される地でもあります。

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山の中腹にも小屋があるのが見えました。土産店で見たツバメの巣は、日本円でも数万円する非常に貴重なものでした。これが国外に出ると‥‥さらに‥‥なのでしょうね。

ゴマントン洞窟はツバメの巣が大量に採集できることから分かるように、大量のツバメが生息しています。ついでに巨大な洞窟なので、コウモリも大量に生息しています。それらが大量の糞をすることから‥‥地面には‥‥大量の‥‥ゴキブリが‥‥いるんです‥‥!!!

それを見て歩くって、どんな観光なんですか‥‥と思いましたが、きっと世界的にも珍しい光景だと思うので、しっかりとこの目に刻みつけました(主に蠢くゴキブリの姿を)。さらにいうと、臭いも強烈に記憶に残っています。どんな臭いって、アンモニア臭です。臭いが記憶に残る観光地、なかなかないですよ。

「ゴマントン洞窟(Gomantong Caves)」に行ってきた

ということで、ゴマントン洞窟を訪れた様子を写真と動画でご紹介します。

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入口にあるビジターセンター内です。

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洞窟はかなり広いようです。今回、観光で見たのはほんのさわりの部分だけですが。

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ゴマントン洞窟への入口。

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ここから木道を10分弱ほど歩くと、ゴマントン洞窟に到着します。実はここも普通にジャングルでして、キツツキやオランウータンを見ることができました。ちょっと驚きました。

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ゴマントン洞窟が見えてきます。このあたりから「ん?」という感じで、少し異臭がします。

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入口はかなり大きいです。

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なんでも高いところでは100mもあるのだとか。

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ツバメの巣を採るための道具なのでしょう。

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このあたりでは完全にアンモニア臭です。写真では分かりにくいですが、ばんばんコウモリも飛びまくっています。

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木道が整備されていますが、なんというか‥‥ふかふか‥‥コウモリとツバメの糞でふかふかです‥‥。

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滑りやすいから注意という看板。マジ、ぬるぬる、つるつるしてます。

危ない!

と思って手すりを掴むのも危険なのです。

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ええええええええ!

ですからね‥‥。

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コウモリで黒い天井。

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奥に向かって続く木道。右側の黒いの、数メートルに渡って堆積した糞です。繰り返します、糞です。

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暗がりを歩いていくと「サワワワワワワ!」と黒いものが動きます。しかし、日本のゴキブリほど俊敏でない感じもして、気をつけようもないのですが、踏んでしまう恐怖にも襲われます。

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男らしく「ギャーーーー!」と悲鳴をあげてやったら、洞穴の中にこだましました。

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手すりすら掴めない現実。

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堆積した糞と作業小屋。

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徐々にアンモニア臭にも麻痺してきます。

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明るい方を見ると「何かキラキラするな〜」とは思ったのですが、どうやら糞がまっていたようです。よくよく考えれば、マスク必須ですね。

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糞の上で蠢くゴキブリ。

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後から自分の身体を見ると、黒いものが点々と‥‥。

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ゴマントン洞窟の見学を提案した熊山さんによると、部屋で服を洗ったらとんでもない量の汚れが浮いてきたそうです。

そうよね‥‥。

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こんもり糞。

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奥の方は自分の足元も見えないくらい暗くて「踏みませんように、踏みませんように」と祈るような気持ちで歩いていました。

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滑らかにこんもり糞。

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ふかふかでぬるぬるでつるつるの階段。本当に転ばなくて良かった。

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こんもりしすぎだろ。

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ぼくを置いてどんどん進んでしまう熊山さんとガイドのカシミール。

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これは恐らくツバメの羽根ではないかと思います。

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キラキラが見えるところ。糞のキラキラ。ダイヤモンドダストじゃない。

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黒々。

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これだけ大変なところで採れる貴重なツバメの巣、いつか頂いてみたいと思います。

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手すりは手すりの役目を果たさない。

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しつこいけどふかふかでぬるぬるでつるつるの下り階段。本当に転ばなくて良かった。

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何度見ても慣れませんでした。

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黒い砂に見えるけど糞。

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何百年分あるのでしょうね。そう考えると歴史を感じてしまうのですが、糞に。

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帰り道の階段下り。

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後からきた観光客はヘルメットをかぶってました。正解。

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もう負けそう。

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このあたりでもツバメの巣は採られているようです。

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洞窟としては、ゴマントン洞窟はかなり立派なものなのだと思います。

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完全にアンモニア臭に麻痺してしまっていた頃。

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数年分のゴキブリをまとめて見た気がします。

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そろそろ外に出たいなと思っている頃。

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堆積した糞に羽根。

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とにかく慎重に‥‥。

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堆積した糞をじっくり見たところ、集団のゴキブリが蠢いてました‥‥。

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ゴキブリからしてみたら、サシが入りまくった牛肉の中で暮らしているようなものなんでしょう。聖地ですよ。こんなに暮らしやすいところはないと思います。

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手すり危険。

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一周するのに20分くらいはかかったでしょうか。

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急ぎ足も危険で、なかなか進めませんでした。

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ようやくゴール。

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出口から振り返ったところ。

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明るいところにもたくさんいました。

せっかくなので動画もご覧ください。際どい映像はありませんが、洞窟内の鳴き声など、雰囲気は伝わるかと思います。

苦手な人はとことん苦手だと思いますが、個人的には非常に記憶に残る観光地でした。目だけでなく鼻の記憶にも残っています。強烈です。虫が好きな人にはオススメかも?

#マレーシア・サバ州政府観光局(Sabah Tourism Board)の招待によりコタキナバルを旅してブログでレポートします。

旅のまとめ動画

4095mキナバル山登山から-15mダイビングまで5泊6日を6分38秒で!マレーシアサバ州コタキナバル旅 - YouTube

撮影に使用したカメラアプリは「QueuingCam(キューイングカム)」です。

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