Mac OS X Leopardの新機能を見てみる

WWDC基調講演速報、”Leopard”を公開。10の新機能をデモ〜Preview版をデベロッパに配布。発売は来春の見通しという記事より。

いよいよ”Leopard”のセクションとなり、ジョブズCEOはこの日全部で10の新機能を披露するとコメントした。その機能紹介とデモは、ジョブズCEOとそしてプラットフォームエクスペリエンス担当副社長のスコット・フォステル氏が分け合う形で行なわれている。

思いの外、地味な機能追加なのかな、と感じていたのですが、詳しくみてみるとそうでもないですね。派手な機能ではないと思いますが、着実にOSが進化していることが分かります。

ユーザフレンドリーというか、こういうのがあったらいいな、が実現されている印象です。

1.64bitアプリケーションに完全対応
Intel版Mac OS Xも64bit化。

2.画期的なバックアップツール「TimeMachine」
フォルダ単位、アプケーション単位で過去にさかのぼることが可能。タイムマシンで過去に遡るイメージ。

Leopard Timeslice

3.すべてのアプリケーションが標準搭載になる「Complete Package」
「Bootcamp」「Photo Booth」「Front Row」が標準搭載に。

4.仮想デスクトップ環境「Spaces」
OSレベルでデスクトップを2×2に仮想化することが可能に。

Leopard Spaces

5.強化された「Spotlight」
他のマシン、サーバも検索可能に。

6.第4のCore「Core Animation」
OSの内部に搭載される機能。

7.より自然な読み上げの「Universal Access」
より自然な読み上げが行なわれる。

8.テンプレート機能などが追加される「Mail」
簡単にHTMLメールが作成できるように。iCalと連携するToDoListやメモ機能も。

Leopard Mail

9.「Dashboard」では、開発者向け、ユーザー向け双方の機能が追加
既存のWebページから任意の部分をWidgetとして切り出せる「Web Clip」。オリジナルWidgetの作成も簡単に。

Leopard Widget

10.iChatには数多くの楽しい機能を追加
iPhotoのスライドショーを同時に流したり、Keynoteのスライドを表示。

Leopard Ichat

いやーいやいやいや。凄いですね。

個人的には、

2.画期的なバックアップツール「TimeMachine」
4.仮想デスクトップ環境「Spaces」
8.テンプレート機能などが追加される「Mail」
9.「Dashboard」では、開発者向け、ユーザー向け双方の機能が追加
10.iChatには数多くの楽しい機能を追加

あたりがグッとましたね。

今はGmailで満足していますが、「Mail」に乗り換えてもいいかな、なんてことも思ってしまいました。

これですね、言葉で読んでもピンとこないのですよ。特に「TimeMachine」とか「Spaces」とか。だから、ぜひ動画で見て下さい。

うっ、こんなことできるようになるの? と、ちょっと感動して頂けるのではないかと。

Leopard Sneak Peekから動画を見ることができます。

Leopard Icon

画面下のアイコンをクリックして、それぞれの機能の動画を見て下さい。