ライブドア、ターボリナックスを買収、Linux事業さらに強化へというニュース。

ライブドアは、ターボリナックスを完全子会社化することを決定した、と発表した。国内市場やアジアで実績のある「Turbolinux」をもつ同社を傘下に収めることにより、両社の技術力、マーケティング、流通網などの統合を図り、Linux関連事業の強化を目指す。

マイクロソフトの一強支配は長くは続かないと踏んだのか、それともそれを崩すことを目論んでいるのか、ライブドアがLindowsと併せてLinux事業をさらに強化します。ポータルサイトでYahoo! に挑み、OSではマイクロソフトに挑む。実は凄いことをやっているんですよね。

ターボリナックス、ライブドアの子会社になるという記事では、今回の子会社のメリットをライブドアでは次のように挙げています。

・技術力とマーケティング戦略の統合による製品、サービスブランド力の強化
・Linuxハードウェア/ソフトウェア両面の対応環境の充実
・次世代Linux製品、サービスの研究開発の加速
・「Turbolinux China」を活用したライブドア・グループの中国ビジネス展開の加速

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目標は世界シェア30%~ライブドア、ターボリナックス子会社化について記者会見

ライブドアのLindows OSプロダクトマネージャー板井清司氏によれば、LindowsとTurbolinuxの両ブランドについては、主にコンシューマ向けにはLindows、エンタープライズ向けにはTurbolinuxという分け方になるとしている。

「LindowsとターボリナックスでMSのOS独占に挑戦する」、ライブドア堀江社長

「寡占状態にある現在のOS市場にチャレンジしていく」

TurbolinuxとLindowsOSの2ブランド体制は維持――ライブドアが会見

ターボリナックスを買収することで、ライブドアはLinux事業をデスクトップからサーバにまで拡大することになる。BCNの調査によれば、国内Linux市場(サーバ・クライアント含む)におけるLindowsOSとTurbolinuxの合計出荷本数シェアは75.8%となるという。

ターボリナックス、デスクトップLinuxに関して米HPとOEM契約を締結

今回の契約により、HPでは中国市場を皮切りに、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムまで順次拡大し、10D搭載PCを出荷する。なお、日本国内での販売について日本HPでは「米国本社と協議して今後検討する」としている。

米HP、LinuxをプリインストールしたPCを発売へ

関係者によれば、今回HPが投入するLinux搭載マシンは、アジア市場全体で100万台規模になるという。HPがLinuxを採用したことで、他メーカーの追随も予想され、今後Linuxの普及がさらに加速する可能性が出てきた。

ライブドア、2006年末でLinuxの世界シェア30%を目指す

ライブドアの堀江貴文社長は「今回のターボリナックスの子会社化は、当社のLinux事業拡大だけでなく、1社寡占によるOS市場への本格的挑戦の第一歩になる。この10年ほどでLinuxはサーバー向けで着実にシェアを確保してきたが、全体では依然小さな勢力でしかない。しかし、各国政府が採用に向け動き出すなど、需要はこれから本格化する。ここでターボリナックスを迎えることで、ライブドアのLinux製品体系は、コンシューマ向けからサーバー、さらに組み込み型までに広がる。また、ターボリナックスは中国で高いシェアをもっており、アジア全体でのLinux推進にも貢献できる」と述べた。

ライブドア、ターボリナックスを完全子会社化

ターボリナックスは1995年から日本語対応Linuxの開発、提供を行っている企業。サーバ/クライアント分野で高い評価を得ている「Turbolinux」は、日本語や中国語など2バイト文字を使うLinuxとしてアジア市場で広く知られているLinuxディストリビューションだ。

ライブドア、株式交換によってターボリナックスを完全子会社化

今回の子会社化は、ライブドアが2003年8月より提供しているクライアントOS「Lindows」に、ターボリナックスのサーバーOS「Turbolinux」のラインナップを加えることによって、オープンソースOSにおける製品やサービスの拡大が狙いだとしている。

ライブドア、ターボリナックスを完全子会社化

ライブドアは、今後の展開について、「今回の契約締結により、日本のLinuxクライアント市場における当社のシェアは圧倒的なものとなる。今後はアジアにおけるLinuxOSのリーディングカンパニーとして大きく前進していくべく、一層の業績向上に努める」とコメントしている。

ライブドア,ターボリナックスをSRAから買収,LindowsとTurbolinuxの相乗効果を狙う

3月15日に,基本合意書と株式交換契約書を締結した。2004年3月下旬にターボリナックスの臨時株主総会を予定しており,株主総会で決議されれば5月6日に株券交付を行う予定。

ターボリナックスがライブドア子会社に

SRAは2002年8月にターボリナックスを完全子会社化。だがLinux市場の競争激化を受け受け、SRAは企業向け分野への集中を打ち出しており、「ターボリナックスが強みを持つクライアント向け分野と企業向け分野ではシナジーが発揮される余地が少ない」(同社)と判断、譲渡を決めた。

SRA、株式交換でターボリナックスをライブドアに譲渡

SRA は2002年8月、米国 Turbolinux からターボリナックス ジャパン株式会社の株式すべてと、 Linux 事業などを取得している。

ターボリナックスよどこへ行く、今度はライブドアの子会社に

SRAがターボリナックスを子会社化したのは、2002年8月のこと。「UnitedLinux」の一角を担うターボリナックスを子会社化し、自社で商用サポートしているPostgreSQLとの組み合わせで、エンタープライズLinuxの分野にビジネスを展開するのが狙いであった。