Line mobile 1114

「LINE」が携帯電話のキャリアになる‥‥そうきましたか。「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」において、新たに格安SIM・MVNO事業に「LINE MOBILE(LINEモバイル)」として新規参入することを発表しました。

最大の特徴は 「LINE」「Facebook」「Twitter」が使い放題になることでしょう。「LINE」では無料通話も対象になるので、データ通信量を消費しない、完全な通話定額が実現します。

「LINEモバイル」の特徴

「LINE」からの発表では「LINEモバイル」の特徴は以下の3点とされています。

1. アンリミテッドなコミュニケーション ― 「LINE」「Facebook」「Twitter」使い放題

「LINE」、「Facebook」、「Twitter」の主要な機能に関するデータ通信量をカウントしない、アンリミテッドなコミュニケーションを実現します。「Facebook」、「Twitter」の閲覧・投稿および、「LINE」でのトークのやりとりやタイムライン投稿・閲覧に加え、無料通話などが対象となります。

2. “安定の品質”と“最適価格” ― 1ヶ月500円からの「LINE」使い放題プラン

「LINEモバイル」は、株式会社NTTドコモの通信回線を利用することによる“安定の品質”および、ユーザーの利用状況に応じて利用料金が選択可能な “最適価格”を実現してまいります。利用料金は、1ヶ月最低500円(税別)からを予定しているほか、「LINE」使い放題は、全料金プランで適用予定となります。

3. ユーザーの利用ニーズ毎に最適化された様々な付加サービス

「LINEモバイル」では、音楽配信サービスをはじめとしたコンテンツサービスにおけるデータ通信量をカウントしないプランの提供も視野に入れてまいります。

とりあえず500円でも「LINEモバイル」に加入すれば「LINE」でのやり取り・通話は全て無料になるということです。子供の連絡用のスマートフォンならば、このプランで十分です。

どうなる「LINEモバイル」

料金の詳細は明らかにされていませんが、TwitterやFacebookなども無料のプランは、料金が変わるかもしれませんし、他にも「LINE MUSIC」が聴き放題になるプランも追加される可能性があります。これには理由があります。

女子中学生「音楽は通信制限かかるから聴かない」ツイートに衝撃が走るという記事もあり、もしかすると「LINE MUSIC」が思ったほど伸びていないという現状打破もMVNO参入の理由の一つにはあるのかもしれません。ぼくも自宅外でストリーミングで音楽を聴くことはないですし。であるならば、通信料金とサービスをコミコミにしてしまおう、と「LINE」が考えても不思議ではありません。

これは「AWA」がやるのと「LINE」がやるのとでは意味が違います。むしろ「LINE」がやろうとしていることは、Appleに近いと言えるのではないでしょうか。スマートフォンにおける「LINE」というのは、日本ではそれだけ確固たる地位を築いたプラットフォームですから。

と考えていくと当然、夏に「LINEモバイル」が発表されるタイミングでは「LINEフォン」が登場すると考えるのが自然でしょう。

ただ、個人的に懸念があるのは、料金プランにもよりますが、そんなに“無料”の大盤振る舞いをして大丈夫なのかな、というところです。テキストメッセージやスタンプのやり取りくらいならトラフィックも大したことなさそうですが‥‥。

メルカリが覇権を握ったフリマアプリではサクッと撤退を決めたフットワークの軽い「LINE」だけに、通信分野でそんなことはしないとは思いつつも‥‥そんな心配もあったりします。