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LINE、事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」を開催し、決済システム「LINE Pay」やタクシー配車サービス「LINE TAXI」そして音楽配信サービス「LINE MUSIC」などに関して発表を行いました。

LINE、事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」を開催というニュースリリースが、簡潔にまとまっていて分かりやすいです。当日の様子を知りたい人は、Ustreamで録画が見られます。

主な発表をまとめておきます。

LINE Pay

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「LINE Pay」は、オンライン(PC、スマートフォン)・オフライン問わず、LINEおよびLINE関連サービスはもちろんのこと、提携している店舗やWebサービス・アプリ内における支払いをLINEアプリ(iPhone/Android)上から行うことができる決済システムです。

「LINE Pay」は、LINEを利用した決済システムです。パートナーはみずほ銀行と三井住友銀行で、事前に入金しておく必要があります。LINEで繋がっていれば割勘したり、送金するといったことが可能になります。2014年冬に公開予定。

LINE TAXI

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今冬に予定している東京限定版の先行リリース時には、日本交通が保有する約3,300台の車両が対象となり、その後予定している全国展開時には、日本交通が「全国タクシー配車」アプリを通じて提携するタクシー事業者123グループが保有する合計約22,000台が順次対象となる予定です。

日本交通株式会社と提携した、タクシー配車サービスです。LINEアプリ内、または「LINE TAXI」専用公式アカウントからタクシーを呼ぶことが出来ます。支払いは「LINE Pay」で行うことも可能です。2014年冬に公開予定。

先行している「Uber」と全く同じビジネスモデルですが、ユーザベースが違いますので、これはLINEが後追いしているというよりも「Uber」が脅威に感じているところかもしれません(日本国内では)。

LINE WOW

「LINE WOW」は、韓国最大のフードデリバリーアプリ「Baedal Minjok」を展開するWoowa Brothers Corp.との共同出資により設立した新会社LINE Bros.株式会社*による、LINE初のオンデマンドECサービスです。第1弾は、「おざき(和食・麻布十番)」や「ア・ニュ(フレンチ・広尾)」など世界的に高い評価を得ている名店が、限定プレミアムランチを提供するフードデリバリーサービスを展開いたします。

韓国側からこういうサービスをやりたいという提案があり、それで取り組んだ案件でしょうか。「フード領域に留まらず、様々な分野のデリバリーを行っていくことを目指します」というのは面白いので、早々に日本全国で恩恵を受けられるサービスになると面白そうですが。

LINE Maps for Indoor

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「LINE Maps for Indoor」は、百貨店やショッピングセンターなどの商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリです。施設内で行きたいショップやレストランを指定すると、現在地から目的地までの最適なルートを地図で案内します。なお、営業時間や電話番号などの店舗情報も掲載し、施設内の店舗を調べたり、探したりする際にもご利用いただけます。

確かに、館内マップというのはあまり見やすいものではありませんよね。ショッピングモールなどで、分かりやすい地図が利用できるのであれば便利かもしれません。たまにしか行くことのない、アウトレットモールなどもそうですよね。公開予定は2014年秋頃。ただしAndroid限定。

LINE MUSIC

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「LINE MUSIC」は、エイベックス・デジタル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松浦 勝人)、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:北川 直樹)、およびLINE株式会社が基本合意書を締結した、三社共同出資による新会社LINE MUSIC株式会社(仮称)にて展開予定のサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスです。

昨年、アナウンスされていた「LINE MUSIC」のアプリは、リリース直前までいったものの、最終的にリリースされないという判断が下されたそうです。ソニー、エイベックスと手を組むサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスは、うまく船出をすることができるのでしょうか。

LINE@ ID

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「LINE@ ID」は、すべてのLINEユーザーが持つことのできる、もう1つのLINEアカウントです。家族や親しい友人・同僚とのプライベートなコミュニケーションでの利用を前提としている従来のLINEアカウントとは別に、様々なユーザーや顧客と広くコミュニケーションを取ることができるアカウントを新たに提供いたします。

つまりこれは分かりやすく言うと「LINE版Twitter」なのかな、と思いました。専用の「LINE@」アプリが提供され「当該アプリを通じてフォロワーへの一括送信、1:1のトーク、ホーム/タイムラインへの情報発信など」が行えるようになります。「LINE@」は法人向けのサービスでしたが、個人でもアカウントを取得できるようになります。

グリーとサイバーエージェントとの新会社設立

グローバルで通用するコンテンツ開発のために、グリー株式会社および株式会社サイバーエージェントと、それぞれ共同出資による新会社設立に基本合意いたしました。新会社設立を通じ、両パートナー企業と共に事業展開を一層加速させ、日本発の良質なゲームコンテンツを世界中のユーザーに提供してまいります。

「えっ、グリーとサイバーエージェント!?」と驚いたのですが、ノウハウを持っている企業と手を携えて世界へ、ということなのでしょうね。

LINE・グリーの共同出資による 新会社「Epic Voyage株式会社」設立に関する基本合意のお知らせ

LINE・サイバーエージェント共同出資による 新会社設立に関する基本合意のお知らせ

世界でのユーザ数は5億6,000万人

最近のLINEのユーザ動向なども発表されました。それによると、世界で5億6千万人で、内訳は日本5,400万人、タイ3,300万人、台湾1,700万人、スペイン1,800万人、インドネシア3,000万人となっています。

1年ほど前に【LINE】全世界の登録ユーザ数が3億人を突破という記事を書いていたので、1年で倍増に近い勢いでユーザ数が増えたということになりますね。

ここ1年くらいは日本国内のユーザ数ははっきりとは発表されていなかったように思うのですが、5,400万人と発表されています。ネタフルで追えている数字は以下の通りです(カッコ内が国内のユーザ数)。

2012年5月12日 3,500万人(1,600万人)
2012年6月6日 4,000万人(1,800万人)
2012年7月2日 4,500万人(2,000万人)
2012年7月26日 5,000万人(2,300万人)
2012年8月20日 5,500万人(2,500万人)
2012年9月10日 6,000万人(2,800万人)
2012年10月2日 6,500万人(3,000万人)
2012年10月25日 7,000万人(3,200万人)
2012年11月16日 7,500万人(3,400万人)
2012年11月30日 8,000万人(3,600万人)
2013年1月18日 10,000万人(4,100万人)

さすがに、爆発的にユーザ数が増える時期というのは終わったでしようか。

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