妻:ちょっと、そこ片付けてよ!
夫:これが落ち着くんだって!

どこの家庭でも見られる風物詩です。我が家もそうです。

2005年2月19日付けの朝日新聞朝刊の相談室のコーナーに「片付けられない夫が心配」という相談が寄せられていました。回答者はTetsuyaさん。叫ぶ詩人の会の方ですね。

片付けられない夫に悩んでいる妻の悲痛な叫びが紙面に踊ります。曰く、

・片付けられないが故にたくさんのものをなくしている
・部屋の隅の紙袋に私物がぐちゃぐちゃな詰め込まれている

まあ、よくある話です。片付けたいと妻が言うと「触るな」と怒り「自分でやるから」と4年間も放置されたままになっているんだとか。このままでは会社や社会で信用を失うのでは‥‥と心配しているそうです。

まあ、男なんてだいたいそんなもんです。そんなもんなんですけど、なかなか世間はそれを分かってくれません。ぼくもワイフから「カタヅケロ」と言われる度に、うまい言い訳が見つからずに渋々片付け、そしてモノが見つからなくなってしまうということを繰り返しています。汚くしているのが悪いんですけどね。ええ、分かっているんですけどね。でもうまく説明できない何かが‥‥と思っていたら、Tetsuyaさんが代弁してくれた!!

奥さん、旦那さんを変えようなんて思っちゃいけませんよ。旦那さんはそういう生き物なんですから。

そういう生き物キター! チョウの羽にいろいろな模様があるように、一人一人の人間はそれぞれが別種の生き物、と続きます。

旦那さんが部屋を汚してしまうのは、それが旦那さんの生息環境だからなんです。つまり旦那さんはゴミをためて家の中に巣を作っているわけで、勝手に掃除されるなんて巣を壊されたに等しいんです。そんなことされたらハトだって怒りますよ。

オレの巣に触るんじゃねぇ!!

なんか、根本的な解決には全くなっていないと思うのですが、汚す側の心理を見事に捉えている名文だと思いました。そうなんですよ、巣なんですよ。他人にとっては汚くても、自分にとってはこれ以上ないほどに居心地が良いんですよね。

オレの巣に触るんじゃねぇ!!

しかしハトと同列か‥‥そしてTetsuyaさんは、嘆くよりはいいところを見つけて褒めてみたら、と続けます。もしかしたら変わるかもしれませんよ、と。「けなしているよりは褒めている日々の方がいくらかましです」

あなたの旦那はハトと同じですよ、と。なんだか救われませんねorz