2013 05 02 1333

ついに‥‥やっちまったか‥‥。

「小鳥ピヨピヨ」という可愛らしい名前のブログを書いている @kotoripiyopiyo こといちるさんが、14歳の頃に書いた小説をKindleで出版してしまいました。こういうことがあるから、電子書籍って怖いんです。

一部で話題沸騰だった、僕がリアル中二つまり14歳の頃に書いた小説を公開。

完全に黒歴史で、中二病どっぷりです。手抜きなしに、以下の中二病的要素全部入りです。

● 超能力
● 天使と悪魔
● 無敵モード、俺TSUEEEEEE!!!
● SFっぽいギミック
● ポエム
● かめはめ波的なものを発射
● マンガチックなギャグ
● 潔癖な倫理観

傷口に塩を塗るどころの騒ぎではないですよ。癒えていた傷口を、40歳をこえてほじくり返すような、そんな荒行ですよ、これは?

どんな修験道なんですか、いちるさんは!

本人は出版の喜びを次のように綴っています。

僕が中2(14歳)のとき書いた小説『我が名は魔性』を公開します:小鳥ピヨピヨ

家に戻り、DVDを前にして、僕は、14歳のころの自分に、語りかけました。

「お前の小説を読みたいって言ってくれてる人たちがいるけど、どうする?」

14歳の僕は、目を輝かせて、こう言いました。

「大人が読んでくれるの? 嬉しい!!!」

心の中に14歳の自分がいるとか、まあ、ぼくもいますけど、どんなジョナサンかと。しかも、その14歳の自分は飼いならせていない。14歳の自分の衝動に従う訳ですよ、40歳を超えたおっさんが。どんなジョナサンかと。

いちるさんの出版を煽った人は、こんな発言をしております。

私が『我が名は魔性』を神速で購入した理由 #我が名は魔性:[mi]みたいもん!

いい大人が中二の頃に書いた小説のことをひと前で口にする

こんなネタ、煽るに決まってますよね...。そりゃ、facebookとか、実際に会っても、かなりがんばって煽りました。

でもね、私はどっかで油断していたんです。

まさか、いちるさんホントに出版するわけがないよね...と。

個人的になんですけど、最近のいちるさんは、開いてはいけない扉を開いてしまった気がしていたのですね。

急にソーシャルメディアでの活動が活発化したのです。大人の承認欲求をこじらせてるのかなー、なんて思って眺めていたんです。

別ブログの「小鳥メモメモ」とか凄いですよ。どうしたんですか、ブログ10年選手のいちるさんがはてブとかいいね!の数とか気にして記事を書いたりして!

もうそういうのは卒業したんじゃなかったんですか!?

でも、違ったんですね。何か扉を開いてしまったのではないのですね。

いちるさんの中には、14歳の頃と代わらず、ずっと「魔性」が住んでいた。長いこと眠っていた「魔性」が、四十を過ぎてから目を覚ました。ただ、それだけのことだったんです。

不惑のおじさんが取り戻した本来の自分。14歳の自分から、時を超えて送られたメッセージ。なんとも素晴らしいじゃないですか。素晴らしいジョナサンじゃないですか。

ぼくも中高生の頃に書いた(曲をつけるための)詩が発掘されることがありますが、それは見なかったことにして机のおくに封印します。とてもじゃないけれど、誰かに見せるなんてできません。

だから、今回のことがどれだけ英断か分かります。エヴァンゲリオンの最終話で、白い部屋にいちるさんが座り、みんなでパチパチ拍手している、そんなイメージが頭に降ってきました。

「おめでとう」

すげーよ、いちる!

そんないちるさんには、この曲を捧げます!!

ということで、清田いちる先生の次回作をお楽しみに!

我が名は魔性[Kindle版]

清田いちる ピヨピヨブックス 2013-04-30
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