「iPodの成功は持続不可能」とゲイツ氏という記事。

 「コンピュータと同じことだと言える。AppleはMacintoshとそのグラフィックユーザーインタフェースにより、かつてこの分野で非常に強かった。ちょうど現在のiPodのように。そしてその後、この地位を失ってしまった」とゲイツ氏。

ドイツの新聞「Frankfurter Allgemeine Zeitung」に掲載されたインタビューの中でこのように述べているそうです。歴史は繰り返す、ということを言いたいのでしょうか。

確かに記事にもある通り、かつてこの市場をウォークマンで席巻していたソニーも、iPodに押しやられました。そうした例を出すまでもなく、iPodがいつまでも安泰ではない、ということは分かると思います。

そしてゲイツ氏は「音楽を聞く目的でどの携帯デバイスが首位に立つかと聞かれれば、自信を持って携帯電話だと言うだろう」とコメントしています。

しかし米国では、これまでに300万台が売れたResearch In Motion(RIM)の無線電子メール端末「BlackBerry」に対し、Microsoftのスマートフォンは影が薄い状況が続いている。

現在50歳のゲイツ氏は「人は60歳になったら、テクノロジーのトレンドに付いていくため、誰かほかの人物に譲るべきだと私は考える。しかしそれまでの間、まだやるべきことはたくさんある」と、あと10年は現役で頑張る意向を示しています。

とはいえ、個人的にはiPodをオープンにするのには賛成しません。というのも、Appleがソフトウェアとハードウェアの全てをコントロールしているから、分かりやすさに魅力があると考えているからです。これはMac OS Xに関しても同じです。

ここ1~2年はMac OS XをIntelで動作するようにしたらいいじゃないか、と思っていたこともあったのですが、そうではありませんでした。クローズドと言うと聞こえは悪いですが、Appleが全てをコントロールしてくれているからこそ、ぼくはハードウェアやソフトウェアの相性に悩まされることなく、安心してMacを使えているのだと分かりました。