Jobsの復帰とiPod決算、そしてWozniakという梅田さんの記事より。

しかし、AppleがiPodを始めたときに、果たして誰がそんな大規模なハードウェア事業の誕生を予期したであろうか。大型既存カテゴリーの新商品ではなく、新しいカテゴリーを創出しようとする場合、どんなものでも始まりは小さい事業なのだ。このシンプルな原則を忘れてはならないというのが、iPodから得るべき教訓だと思う。

Apple、第4四半期の決算を発表という記事にも書いていますが、iPodは第4四半期だけで200万台を売りました。Mac類が830,000台ですから、単価が違うとはいえ、そのパワーを物語っています。

梅田さんも書かれていますが、やはりApple、そしてJobsの凄いところというのは、それまでになかったカテゴリーを創り出してしまうところでしょう。それは“創造”です。ビジョナリストという言葉を体現する希有な存在が、Jobsであると言えると思います。そこには、揺るぎない信念があることを感じます。

揺るぎない信念で“創造”を続けているといえば、以前紹介された「Craigslist」もそうかもしれません。

巨大化した日本の大手企業は、生まれようとしている小さい事業をバカにしすぎる。「えっ、売り上げ50億円? 年ですか? 年ですか? 月じゃないの? そんな小さい事業はうちではできないねぇ、もっと大きな話をもってこい」なんて思っている幹部が多いから、新しいカテゴリーの創出がなかなかできないのである。

と日本を憂う梅田さん。笑い事じゃないけれど、思わず笑ってしまいました。

最後に、Wozが講演した様子を紹介しているブログの引用が次のようにされていますが、

目先の課題を、自分との競争というオタク的モチベーションで片付けて行くうちに、気がつけばアップルを始めていた(その陰にはもちろん、「商売人」のジョブズがいたわけですが)元祖「ギーク」の話ですが、文系人間の私にでも十分理解できる、しかも平易な英語で語ってくれています。

Wozは教育分野に力を入れている人なので、そういう部分があるのかもしれませんね。確かに日本で公演を聞いた際も、同じように感じたことを思い出しました。