静かなブーム:道端で『iPod』を共有するユーザーたち

ホントですか? 道ですれ違いざまに相手のiPodに自分のヘッドフォンを差し込んで音楽を聴き合うなんて。

「彼女はまっすぐに私の方に歩いてきて、私の個人的領域に入り込んだ」と、クランダル氏はさも驚いたとばかりに話した。「面食らったよ。彼女は自分のiPodからイヤホンを抜き、目で自分のiPodのジャックへと誘導した」

「言葉は一言も交わさなかった。それから会釈を交わして歩き去った」って、少し気味が悪い。もし、iPodで音楽を聴いているときに誰かが近づいてきたらどうしましょうか。

クランダル氏は、ニューヨークのソーホー地区で、歩道を歩いていた通りすがりの6人に対してiPodの共有を試みたという。6人のうち3人は応じてくれたが、残りの3人は怪訝そうな目でクランダル氏を見て足早に立ち去った。「ニューヨークでは、自然な行為ではなさそうだ」とクランダル氏はみる。

いや、ニューヨークでなくても、一般的には“自然な行為”ではないです。でも、こういう動きが静かに広がっているようですね。ただ、これまでも音楽を聴いている人なんてのはたくさんいたんですが、iPodが結ぶ不思議な縁ということになるんでしょうかね。日本人はバンドルされているヘッドフォンを試用する人は少なそうなので、声を掛け合うことはないかもしれません。