2012 09 14 0923

au版iPhone 5のLTEエリアは、テザリング対応はどうなるのか――KDDI 田中社長に直撃という記事がありました。KDDIの田中社長が、au版「iPhone 5」がテザリングに対応していることを明言しています。

実はサンフランシスコで偶然KDDIの田中孝司社長に出くわした(田中氏はAppleのイベントに出席するため、筆者はIntelが開催しているIDFの取材でサンフランシスコに滞在していた)。そこでiPhoneに関するインタビューを申し込んだところ、快く取材を受けていただいたので、ここに速報としてお伝えすることにしたい。

もともと、KDDIが策定していたLTEは「800MHz帯で全国をカバーしつつ、都市部は1.5GHzを重畳する」というものでしたが「iPhone 5」が対応している日本の周波数が「2.1GHz帯(LTEバンド1)」だけであるため、KDDIの計画が変更されたそうです。

2.1GHzは多くの地域で使われる共通バンドなので、基地局に対する投資も安くなりますから、ならば2.1GHzの基地局も打って(設置して)しまおうということで計画を変更しました。

現在「CDMAの基地局に、すさまじい勢いでLTEの基地局を併設しています」ということで、徐々にエリアも広がっていくようです。

そして、気になるテザリングの話です。

さて、iPhone 5はLTEに対応しているため、テザリングに対応しているのでは?と期待している向きもあると思う。混雑するエリアはLTEにオフロードできるため、テザリングを許可しても3Gネットワークに破壊的なインパクトを与えないと考えられるからだ。これに対しては「対応している」との回答を得られた

ネタフルでも「iPhone 5」auはテザリングに対応!?(LTE定額5,985円)ということでお伝えしていましたが、KDDI田中社長の口からも「対応している」との回答がありました。

ただし「CDMA2000の弱点であるデータ/音声の同時通信には非対応」ということで、同時通信するには「KDDIのLTE基地局がアップグレードされてLTE-Advanced対応」するのを待つ必要があるようです。

iPhoneでのテザリングは魅力的ですが、本体のバッテリを消耗するということもあるので、ヘビーに使うのであれば、別のWiFiルータを所有している方がいいかな、と思ったりもしています。悩ましいですね。