梅田望夫氏がはてなの取締役に就任という記事より。

インターネット上でウェブ日記や検索、アルバムなどのオンラインサービスを手がけるはてなは3月28日、同日付で梅田望夫氏が同社取締役に就任したことを発表した。

なんと! シリコンバレー在住の梅田望夫氏が、はてなの取締役に!

梅田氏は経営コンサルティングやベンチャーキャピタル経営を行っており、「日本のベンチャーにこうした形でコミットするのは初めて」とのこと。

CNET Japanの連載は、いつも楽しく拝見させて頂いておりました。はてなに強力な頭脳が加わることになりますね。近藤氏のテクノロジー狂気と梅田氏のベンチャー冷静が、どのように相乗効果を生んでいくのか楽しみです。面白いなー、はてな。

はてなでは「国内外における事業のより積極的な戦略的展開及び拡大を図ってまいります」とコメント。

梅田氏は、はてなの取締役にというエントリーの中で、次のようにコメントしています。

僕はこれまで20年近くIT産業の経営ばかりに関わってきた。無数のプロジェクト、無数のベンチャーと仕事をする中で、あるときから「確実でも想像できそうなもの」には面白みを感じなくなり、ある個性の「想像できなさ加減」に強く惹かれるようになった。近藤とはてなにはそれがある。そう確信したことが、僕がはてなに参画した最大の理由である。

経営者としての近藤氏に惹かれた、ということですが、ぼくはそれを近藤氏の“狂気”だと思っているんですね。AppleがThink differentキャンペーンでクレイジーな人々を登場させましたが、まさに近藤氏の“狂気”も通じるものがあるのではないかと思っています。

さらに、はてなという会社全体の印象についてという記事の中では、はてなを、

チームでないとできないテーマの、そこそこいい線いっている研究をやっていて、まとまりのある理系大学院の研究室に似ている。

と表しています。この感じ、凄くよく分かります。「カネや物欲に対するギラギラした感じはぜんぜんないし、何でも手作りしちゃうのが楽しいみたいな気分に溢れているし、皆会社の近くに住んで、自転車で通っている」

近藤氏は、geekかつビジョナリストという、希有な存在なんでしょうね。

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

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