【緊急連載・ソフトバンクはどこへ行く】それでも消えないボーダフォン買収の噂という記事。

そんな中,業界関係者の間で「ソフトバンクが一番狙っているのではないか」との噂が絶えないのが,国内3位の携帯電話事業者であるボーダフォンだ。現在は月間の新規契約が純減と苦戦中だが,2005年2月末時点で約1500万の加入者を誇り,第3世代携帯電話サービスへの移行に力を注いでいる。

現状では、1.7GHz帯の割当事業者に、ソフトバンクBB、イーアクセス、ドコモ、ボーダフォンが名乗りを挙げており、00MHz帯で騒動を起こしたソフトバンクが落選する可能性もあり、となると、他事業者の買収もあり得るのではないか、と。

かつてPHS事業を展開するYOZANの買収を画策したり、今年に入ってからはツーカーの買収に動いているのではないか、と報じられたこともありました。そんな中で業界で噂になっているのが、ボーダフォン買収の噂なんだそうです。

さらに新社長に就任するモロー氏は元日本テレコム社長。2003年に米投資会社のリップルウッド・ホールディングスに日本テレコムを売却した際に,英ボーダフォン・グループ側の責任者の一人だった人物でもある。こうした経緯から,ある日本テレコム社員は「今回の(モロー氏の)社長就任も,他社への売却に向けた準備に入ったのでは」と深読みする。

これはちょっと深読みし過ぎのような気もします。「英ボーダフォンの日本法人への累積投資額は2兆円以上。そこまで投資した会社を簡単に手放す可能性は少ないのではないか」(ある証券アナリスト)というのももっともだと思います。ただしソフトバンクとしては「(他社の)買収の話があれば,まずは交渉の席につくのが当社の方針」だそうです。

「1.7GHz帯の割り当てに落選した場合,ソフトバンクが携帯電話業界でも再編の引き金を引く可能性がある」と記事。

他にも【緊急連載・ソフトバンクはどこへ行く】新たな主役「おとくライン」を巡る騒動という記事もあります。

おとくラインはライフラインである固定電話サービス。ブロードバンドとは違う。ソフトバンクや日本テレコムが考えるよりも,ユーザーへの配慮をもっと慎重にするべきではないだろうか。おとくラインに期待するユーザーの顔を曇らせないためにも。