若年層のネット移行で、紙媒体の新聞・雑誌が絶滅する?という記事より。

若者は紙に印刷された新聞や雑誌を読むことに関心を示さなくなっている。実際、『ワシントン・シティ・ペーパー』誌によると、ワシントン・ポスト紙はこの9月、フォーカスグループ[グループで討議させる市場調査法]を6回にわたって組織し、同紙が若い読者の獲得に苦労している原因を突き止めようとしたという。

よく語られる議論の一つだと思いますが、フォーカスグループで語られた新聞を読まない理由がなかなかです。参加者の挙げた主な理由は「家の中に古新聞がたまるのが嫌だから」で、「ワシントン・ポスト紙の印刷版はたとえ無料でも読まないと断言」した人もいたとか。その内、新聞社が自社の新聞を回収して回るサービスでも始めそうな勢いですね。

若者の活字離れが進んでいるから、というのもまったく的外れだ。その反対に、若者の多くはむさぼるように読んでいる。だが、情報は無料であるべきだという信条の下で育ってきたために、ニュースにお金を払う理由を見いだせない。その代わり、ワシントン・ポスト紙のウェブサイトにアクセスするか、『Googleニュース』で文字通り何千、何万というソースから情報を選んでいる。

記事にもある通り、活字離れとは違う次元にあることを感じてしまいました。「要するに、若者たちは情報収集という行為をカスタマイズしている」と記事。

将来この世界がどんなふうになるかは誰にもわからないが、毎朝5時に家の玄関先にドサッという音とともにワシントン・ポスト紙が投げ込まれていく光景は、おそらく見られなくなっているだろう。

そうか、アメリカの新聞はやたらと量がある訳ですね? そう考えると辟易してしまう理由も分かるかもしれない。日本は意外に「新聞はいらないけどチラシは見たい」という人は多いような気がします。でも、チラシだけドバッと届いたら、それはそれで嫌な気分になりそうな感じも。近所のスーパーがお買い得情報をRSSで配信してくれたら、お互いにコストがかからなくて良いかもしれません。

追記::じきに、携帯電話でも普通にRSSが読めるような環境が整うでしょうから、そうなるとますます便利になりそうです。