3分くらいで読める万能細胞「STAP細胞」関連記事まとめ

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どんな細胞にもなれるという「STAP細胞」が発表され、大きな話題になっています。きちんと把握するほど読めていませんでしたが、ニュースとしては追いかけていましたので、関連記事としてまとめておきたいと思います。サラッと流し読みでお役に立てば幸いです。

体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所

細胞外刺激による細胞ストレスが、分化状態にある体細胞の記憶を消去して初期化する-という今回の成果は、これまでの細胞分化や動物発生に関する常識を覆し、細胞の分化制御に関する新しい原理の存在を明らかにしたものです。

第3の万能細胞、STAP作製…iPSより容易 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

細胞に強い刺激を与え、様々な組織や臓器に変化する「万能細胞」を作る新手法をマウスの実験で発見したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と米ハーバード大などの国際研究チームが発表した。30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載される。

新しい万能細胞作製に成功 iPS細胞より簡易 理研:朝日新聞デジタル

いったん役割が定まった体の細胞が、この程度の刺激で万能細胞に変わることはありえないとされていた。生命科学の常識を覆す画期的な成果だ。

酸の刺激だけで万能細胞作製 新型「STAP」理研が成功+(1/2ページ) – MSN産経ニュース

体の細胞を万能細胞に作り替えるには、初期化という作業で受精卵の状態に逆戻りさせる必要がある。iPS細胞は遺伝子を使って初期化するが、今回の方法は酸性の溶液に浸すだけで簡単なのが特徴。

「ストレスで細胞が初期化」の衝撃 – むしブロ

STAP細胞は遺伝子を導入する必要もなく簡便なことに加えて、作製効率もiPS細胞とは比較にならないくらいに高い。iPS細胞に関わる多くの研究者が、今回の発表を知り呆然としている様子が思い浮かぶ。今、ピペットを片手にフリーズしている実験に手がつかない当該分野の研究者もたくさんいるだろう。

【主張】STAP細胞 広い視野で独創支えたい+(1/2ページ) – MSN産経ニュース

研究チームには、世界で初めてクローンマウスを誕生させた若山照彦・山梨大教授や幹細胞研究で知られる理研副センター長の笹井芳樹さんらがいて、当初は「誰も信じてくれなかった」という小保方さんの独創を支え、育てた。

STAP細胞 ほかの万能細胞に比べ優れる NHKニュース

iPS細胞は、作るのに2週間から3週間かかりますが、STAP細胞は1週間ほどで効率よく作れるということです。

STAP細胞 中国、韓国も報道 「より早く、安く、安全に」世界が称賛 – MSN産経ニュース

ロンドン大キングズ・カレッジの研究者はBBCやロイター通信の取材に「本当に革命的な手法だ」と称賛。「科学上の大きな発見であり、幹細胞生物学で新たな時代を開くだろう」とし、ヒト細胞での応用が「年内に成功しても驚かない」と語った。

新万能細胞、サルの治療で実験中…ハーバード大 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

研究チームの同大医学部・小島宏司医師によると、脊髄損傷で足や尾が動かなくなったサルの細胞を採取し、STAP細胞を作製、これをサルの背中に移植したところ、サルが足や尾を動かせるようになったという。

「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん+(1/2ページ) – MSN産経ニュース

「お風呂のときもデートでも四六時中、研究のことを考えていた」というほどの研究の虫。実験で着るのは白衣ではなく、祖母からもらったかっぽう着だ。「おばあちゃんに応援されているような気がするから」と語る。

リケジョと割烹着:小保方さん報道に関連して(その2) : 大隅典子の仙台通信

割烹着は、実は日本女子大学校(現在の日本女子大学)で生み出されたものです

STAP細胞作製方法、国際特許を出願 理研など:朝日新聞デジタル

新型万能細胞(STAP細胞)を作製した小保方晴子さんの所属する理化学研究所などが、特許協力条約(PCT)に基づく国際特許を米国で出願していることがわかった。

Open ブログ: ◆ STAP 細胞の原理は?

酸性液にひたすとか、細い管に通すとか、その程度の実験なら、誰もが思いつく。小学生レベルのことだ。しかしながら、そうすれば初期化が可能になるとは、誰も思い至らなかった。人々は、遺伝子の注入とか何とか、特別に難しい方法ばかりを研究していた。簡単な方法で初期化が可能になるとは誰も思わなかった。

STAPで気になる6つのこと : ぶろぐ的さいえんす?

プレスリリースには書いてないんですけど、リンパ球は生後1週間のマウスの膵臓から採取したものです。なぜか成長したマウスではうまくいかないとのこと。STAP現象の研究が進むにつれて、この点は少しずつわかってくるでしょう。

「誰も信じてくれなかった」 新型万能細胞「STAP」 iPSより「安全」 遺伝子操作せず、がん化リスク低い (1/2) – ITmedia ニュース

iPS細胞は遺伝子の導入に伴うがん化のリスクがあり、初期化の成功率も0.2%未満と低い。これに対しSTAP細胞は、外的な刺激を与えるだけなのでがん化のリスクが低く、初期化成功率も7~9%。研究チームはメカニズムを解明し再生医療への応用を目指す。

nature [Japan] January 30, 2014 Vol. 505 No. 7485 (単号)

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★★ STAP細胞 — 多能性を誘導する新たな手段 — ★★ 今回、小保方晴子(おぼかた・はるこ)(理化学研究所)たちが、哺乳類の細胞で環境ストレスに応答して体細胞が再プログラム化することを発見し、Natureに発表した。