高校生が開発したアレルギーの人も食べられる「ハリマ夢たまご」

阪神百貨店も太鼓判 高校生が開発「アレルギーでもOK」の卵という記事より。

兵庫県立播磨農業高校(加西市)の生徒らが開発した鶏卵が「卵アレルギーの人でも食べられる」と人気を集めている。その名も「ハリマ夢たまご」。

兵庫県立播磨農業高校の生徒が「卵アレルギーの人でも食べられる卵を」と研究に着手し、さまざまな食材をエサにまぜて実験したところ、

シソや魚粉を混ぜたエサを食べたニワトリに、アレルギー抑制効果があるとされる不飽和脂肪酸「α−リノレン酸」の含有量が通常の約5倍の卵を産ませることに成功した。

ということです。

この卵を販売したところ徐々に人気が広がり、メディアでも取り上げられるようになり、阪神百貨店が出荷を依頼したのだそうです。

卵アレルギーの孫がいる夫婦から「卵を食べることができた」とお礼の手紙も届いているそうです。

ヨードが入っているとかビタミンが入っているとか、スーパーにいくといろいろな卵を売っているのですが、あれはエサの中にそういった栄養分をまぜてあると聞いたことがあります。

だからニワトリのエサを工夫することで「ハリマ夢たまご」のようなことが可能だったのですね。

「現時点では生産量が限られている」ということですが、方法と効果が確立されれば、日本中に流通するかもしれませんね。