HDDレコーダー利用者のCMスキップ率は約7割~矢野経済研究所調査という記事より。

調査によると、HDDレコーダーにおけるCMスキップ率が「ほぼ毎回(9割以上)」と答えたユーザーは45.5%、「頻繁にする(7~8割)」は23.6%で、日常的にCMスキップを利用するユーザーは約7割に上った。

テレビは見るけどHDDレコーダーでタイムシフトして見ている人の割合とかってどのくらいなんでしょうね。タイムシフトした番組で、約半分の人がほとんどCMを見ていない、ということなのですが。

ビデオデッキを利用していた頃と比べると、週当たりの視聴時間は、録画時間が76.3%、再生時間が71.0%「増加した」と回答しているそうです。番組表から簡単に予約できるので、これは分かる気がします。ぼくもビデオデッキのままだったら、ほとんどテレビは見ない生活のような気がします。

リアルタイムによるテレビ視聴時間に関しては、

・63.5%が「変わらない」
・23.1%が「減少した」

と回答しているそうです。約1/4の人がテレビを見る時間が減っている、ということで、タイムシフトしてピンポイントで番組を見ており、だらだらと見続けることが減っているということなんでしょうか。

この数値をもとに推計したところ、録画は3時間7分、再生は2時間29分の増加、リアルタイムのテレビ視聴は20分の減少に相当するという。

このデータは非常に面白いと思うのですが、

リアルタイムで視聴できるにもかかわらず、CMスキップや早見再生で効率的に視聴するために“あえて”録画する頻度としては、15.7%が「大幅に増えた」、29.9%が「多少は増えた」と回答。

という調査結果もあります。そうなんですよー。15分くらい後から見始めて、CMをスキップさせていくと、ちょうど終わりが同じくらいになったりするんですよ。そう考えると、リアルタイムで見る必要性というのはないんですよね。

とりあえず録画するユーザも増えており、矢野経済研究所では「キーワード録画のような、好みに応じて自動的に録画対象番組が選択されるような機能が普及すると、ますますテレビは受動的メディアとしての特性を強調する」とコメントしています。

さらに「リアルタイム視聴が減少していくとCMスキップは課題になると考えられるが、短期的にはテレビ広告に大きな影響を及ぼすものではない」とも分析。

CMはスキップされるけれど、短期的にはほとんど影響がないとはいえ、では中長期的にはどうなのか? というのも気になるところで、「今後はテレビ番組や映画などで商品を露出させる宣伝手法(プロダクト・プレースメント)の重要性が増してくる」としていますが、それに代わる新しい方法も登場しそうな予感。

番組にタグを埋め込んで、画面の横に次々とキーワード広告が表示されたりして。そりゃないか。でも温泉番組とかグルメ番組で、見終わった後にすぐ注文や予約ができると便利そうだな。仕組みとしては。