ソニースピリットはよみがえるかというコラムDVDレコーダー市場でトップシェア獲得です。

ソニーが、DVDレコーダー市場への参入で後れを取った要因は大きく三つある。一つは、同社の読み違いである。ソニーは、現行のVHSが、一気にHDDレコーディングあるいはブルーレイへ移行すると見込んでいた。しかし、現実はVHSからDVDに移った。

2003年10月にシェア1%だったソニーが、PSXとスゴ録で2003年12月には34.2%でシェアトップになっていた、けれどそこまでには試行錯誤があった、というコラムです。

ソニーがDVDレコーダーに進出するにあたり、三つの要因があったそうです。

・VHSがブルーレイに移行すると見込んだがDVDが急速に立ち上がった
・−RWと+RWを一つの筐体に実装するのに予想外の開発工数がかかった
・種類のデジタルレコーダーを三つの事業部門が別々に開発するという組織の壁があった

顧客の方向性を見誤ったこと、そして組織に無駄があった、ということなんでしょう。それは外から見ていても明かでしたね。

これを反省したソニーは、2004年1月に、これらの部門の一本化を決定した。一つの枠で囲うことで、デジタルレコーダーの戦略を一本化。例えば、コクーンで培ったインテリジェント機能をベースにした「おまかせ・まる録」機能をスゴ録に取り込んだのはその一例だ。

結果的に組織を統合し、ポストVHSとしてのスゴ録、プレホームサーバーのPSX、そしてハイビジョン録画のブルーレイというように整理されたそうです。これは知らなかったのですが、コクーンの製品開発計画は事実上凍結しているとのこと。コクーンとしての資産「おまかせ・まる録」はスゴ録、PSXに引き継がれていく、ということなんですね。

DVDレコーダーは、アセンブリ技術だけで参入することもできるため、他のデジタル家電製品に比べて参入障壁が低い。それだけに、あっという間に10社以上のメーカーが参入して激戦区となった。これが大幅な価格下落の原因である。

我が家は2003年12月にスゴ録を購入しましたが、やはり気になるのはHDD容量てす。見る時間がないので貯まっていく一方で、であるならば録画しなくても良いのですが、ついつい「おまかせ・まる録」で録りまくっちゃうんですよね。今後は録画したデータを外に持ち歩くとか、そういう方向性も一つのポイントになりそうな予感がします。