2004年04月17日Gmailにプライバシーの懸念 [Gmail]
▼Googleのメールサービスにプライバシー保護団体が「待った」 GoogleはGmailのプライバシーと利用に関する規約の中で「ユーザーがメールボックスからメッセージを削除したり、アカウントを抹消した後でも、メールのコピーが当社のシステムに残る恐れがある」と述べている。 メールをスキャンして広告表示することに関しては、個人的にはあまり危惧はしていないのですが、退会した後もメールが残るというのは、確かに少々気持ち悪いですね。万が一何かが、ということを考えれば、メールのスキャンも保存も同じことだとは思いますが、Gmailが無料のサービスである以上、AdSenseが挿入されるのは仕方がないかな、と思います。ただ「絶対大丈夫」ということはあり得ないので、何らかの対応策のようなものは欲しいとは思いますが。 プライバシー保護団体は、GoogleがGmailのユーザー登録によって得られた個人情報を、検索およびメールサービスのcookieを利用して、Webサーフィン習慣と結び付けられるという点についても懸念を表明している。 こうした情報を政府が利用したくなるという懸念も理解できる気がします。こうした懸念が無くならない限り、ヨーロッパでのサービスインは難しいでしょうから、Googleには何らかの対策が望まれるでしょう。 ■関連記事 文脈分析型の広告システムは今に始まったものではない。検索サイトで「dominatrix(女王様)」と入力すれば、ハードコアなボンデージサイトの広告がずらりと表示されるはずだ。しかし、検索と電子メールでは話が違う。ユーザーはGoogleにそこまでプライベートを詮索されていいのだろうか。メールの中身を読むわけではないとGoogleは主張する。しかし、極端なプライバシー擁護論者でなくても、これが根本的にいただけないアイディアであることは分かるだろう。 また、電子プライバシー情報センターのクリス・ホーフナグル副所長も「通信媒体を利用することで、プライバシーを侵害するような広告を見せられなければならなくなるなんてばかげている」と話す。「それなら、電話での会話をオペレーターが聞いていて、通話中に品物を売り込んでもいいというのか? 誰もがばかばかしいと一蹴するはずだ。今回の件も同じくらいばかげたことで、営利目的でコミュニケーションに干渉することは当然許されない行為なのだ」 ▼『Gメール』に拡がる懸念:プライバシー関連28団体がグーグルに公開書簡 公開書簡は、グーグル社の設立者であるラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏に宛てられ、3月31日の発表の直後から巻き起こったプライバシー侵害への懸念(日本語版記事)を解決するための十分な取り組みが行なわれるまでは、計画を延期するよう求めている。 Posted by kogure at 2004年04月17日 21:04 | TrackBack(0) 「Gmailにプライバシーの懸念」へのコメント
「Gmailにプライバシーの懸念」にコメントを投稿する
|