プレミアリーグ・レスター優勝でブックメーカーの払い戻しは前代未聞の総額23億円に

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岡崎慎司が所属しプレミアリーグで快進撃を続ける「レスター・シティ」が、最終節を待たずについに優勝を決めました! クラブ創設132年目の快挙とのことです。誰もが優勝するとは思っていなかった‥‥から、イギリスのブックメーカーは大変なことになっています。最大5001倍もの払い戻しになることが伝えられています。

ネタフルではオッズ5001倍のレスターが優勝するとブックメーカーは16億円の支払い → 払い戻しの前払いを提案という記事を書いてまして、ブックメーカーが少しでも損失を減らそうと前払いの提案をしていることをお伝えしていたのですが、最後まで夢を諦めなかった人たちが、もちろんいました。

レスター優勝で賭け屋も大慌て、払戻金は総額23億円にという記事になっています。

ブックメーカー大手「ウィリアム・ヒル(William Hill)」の広報担当、ジョー・クリリー(Joe Crilly)氏はAFPに対し、「当社の払戻金は300万ポンド(約4億6000万円)、業界全体では1500万ポンドを想定しています」と明かした。

1,500万ポンドは約23億円です。「こんな事態は、まったくもって前代未聞です」というコメントがあるように「まさかレスターが‥‥」と、誰もが思っていたのでしょう。

オッズはずっと5,000倍だったわけではなく、2015年9月に開幕2連勝から引き分けして、2,500倍に。その後、5,000倍に戻り、500倍、50倍とオッズは下がっていったということです。2016年3月には2倍、最後の方には1.05倍にまでなっていたのだとか。雀の涙ほどではありますが、この時点で賭けた人もいるのでしょうねぇ。

5,000倍のオッズで賭けた人たちが払い戻しに応じていたのかどうか気になるところですが、意外に最後まで賭け続けた人が多かったのかも?

ちなみに、ブックメーカー大手「ウィリアム・ヒル」ではこんな状況だったそうです。

「5000倍の時点で賭けたのは25人、総額58ポンド(約9000円)でした。何人かはキャッシュアウト(結果を待たず現在価値で払い戻すこと)を選択し、また何人かはスプリット(一部をキャッシュアウトして残りをレスターに賭け続けること)を選びました」

25人で購入した総額が9,000円ということなので、一人あたり平均すると360円です。やはり5,000倍は思い切った金額は買えなかったかもしれません。

仮に360円だとすると5,000倍で180万円。大好きなクラブを応援し、1シーズンをどきどきしながら過ごし、結果的に得られる臨時の収入としては十分ですし、来年のシーズンチケットとレプリカユニフォームを買う資金にも十分なります!

なお「当社の払戻金は300万ポンド(約4億6000万円)」というコメントもありますので、5,000倍では購入していないけれど、快進撃するかどうかの時点で500倍とか50倍で購入していた人も多いのでしょうね。

久しぶりにtotoでも買ってみようかしら。という気にさせられるニュースでした。