10月30日に行なわれたヴィッセル神戸戦で、サポーターの「安田ぁ、死ねぇ」という野次に対して中指を立てたリアクションをした、ガンバ大阪・安田理大がブログで謝罪しています。
試合後にサポーターのところへ挨拶をしに行った時、ある一人のサポーターにみんなに聞こえるような大きな声で「安田ぁ、死ねぇ。」と言われました。
僕も自分のミスで負けてすごく感情が高ぶっていて、その罵声に対して中指を立てるというリアクションを取ってしまいました。
そのことを振り返り「サポーターを不快にしたと思うし、夢を持った子供たちにとって悪影響だった」と、安田理大はブログで綴っています。「今後はこの様な態度は取りません」とも。
その上で「でも僕は言いたい事があります」と。
プレーを評価するのはサポーターで、サポーターの熱い応援があってこその選手だと思うので、プレーに関する文句やブーイングなら僕は消化できます。
でもそれとは全く関係のない罵声を言われるのは納得できません。
「正直そのような事を言うサポーターの人には僕は応援してもらわなくて結構です」とも。
プレーに関する文句やブーイングなら消化できる、というのは、選手の偽らざる気持ちなのでしょうね。しかし、スタジアムには何を履き違えたのか、耳を覆いたくなるような野次を口にする人もいます。
確かに非日常的な空間としてのサッカースタジアムというのはあるかもしれませんが、選手も人間ですから、そこは線引きされてしかるべきだと思います。
プレイしている選手たちには、応援の声も野次も届いているのですよね。26歳のサッカー選手がブーイングで代表引退という記事もありました。
(via サポティスタ)