ホーム開幕戦、空回りする浦和レッズ。相当、重症だなと思いつつ、一夜明けたら‥‥。

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なんと、オジェック監督解任の報。

チームへのカンフル剤としては致し方ないというか、昨シーズンの終わり頃から続いていた無得点等を考慮すれば、これ以上、そのままにはできないというか。

結果的には、オフトがそれまでの借金を返済し(2002-2003)、ギドがコツコツと貯金をしたものの(2004-2006)、オジェックがそれを1年で使い果たしてしまった(2007)ということだったのだと思います。

2007年のチームは、明らかにまだギドのチーム。

準備期間が少なかったからとオジェックは言い訳をしていましたが、今シーズンは補強もキャンプも思うままに行うことができました。

そこにきて開幕連敗、チーム建て直しには6週間かかる発言など、これ以上は看過できないというフロントの判断です。

個人的には、下手にホーム開幕戦を勝利するよりは、いっそ連敗して監督更迭でもいいのではないかと思っていたので、少し安心している部分もあります。

走れないエジミウソンと調子の上がらない高原を起用し続け、若手をチャレンジさせることにできないオジェックではノーフューチャーを感じましたからね‥‥。

あれでは選手たちのモチベーションは上がらないでしょう。

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まずは試合終了後に出ていたニュースから。

開幕連敗でオジェック監督解任危機

指揮官も無策だった。補強、練習日程も自身の希望通りに進め、言い訳の許されない就任2年目。だが、今週も練習の大半は紅白戦に費やし、攻撃の形をつくろうとしなかった。試合中の指示も「プレスをかけて前線へ飛び出せ」の一点張り。

浦和開幕連敗!オジェック監督解任へ…J1第2節第1日

昨年10月7日の大分戦以来、ホームで白星なし。リーグ戦は7試合も勝ちがない。首脳陣は試合後、緊急幹部会を開いた。「(監督とは)黙ってサヨナラはできない」と強化幹部。近日中に指揮官から事情聴取をする方針だ。

浦和まさかの開幕連敗!ホームに怒声「オジェックやめろ」

指揮官も「改善すべき一番のポイントは、スピードを上げること。この2連敗をネガティブに考えず、自分たちの強さを信じて前に向かっていきたい」と、スピード以外に具体的な策を挙げることはなかった。

たった2試合で‥‥と思う人もいるかもしれないし、選手にも責任があると思う人もいるかもしれません。

しかし、監督交代で劇的にチームが変わるのも、また事実です。

そして何より「選手と監督の信頼関係が崩れていると感じた。チームが一つになっていない。」という藤口社長の言葉に、全てが表されているのではないでしょうか。

これまでも選手たちは公然と、オジェック監督の采配に疑問を呈していましたし。

新監督ですが、試合を見ながらギドを呼び戻すのもありかと思っていたのですが、ギド時代からコーチを務めていたゲルト・エンゲルスが就任しました。

浦和がオジェック監督を解任

「組織、コンセプト(考え)、役割を大事にし、楽しく練習をやりたい。自信がつけば浦和らしいサッカーができる。ある意味ゼロからスタートしないといけない」

2004年から長く浦和レッズを見続けていますから、選手の特徴も把握しているでしょうし、フリューゲルス、市原、京都などで監督経験もあります。

育成にも長けていると思いますので、若手の起用もうまくいくのではないかという予感も。

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しかしゲルト本人が語っているように「ある意味ゼロからスタート」というのは、間違いないと思います。

準備期間も、思うような補強もなく、いきなりチームを託されたのですから。ここからゲルトカラーのチームを作らなくてはならないのです。

幸いなことに来週はナビスコ杯があるので、そこである程度の見極めができるとしても、かなりハードなシーズンになるのを覚悟しなくてはならないでしょう。

浦和レッズはアジア王者ではなく、チャレンジャーです。

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浦和幹部は「開幕連敗という成績だけでなく、昨年から1年間見てきた中での決定。過去を振り返ってもしょうがないし、早く決断した方が良いという判断になった」と説明していた。