サポティスタの「大卒選手の優位性について」というエントリーで、Jリーグでは高卒・ユース出身の選手たちよりも、大卒選手の方が優位性があるという話が紹介されていました。

wasedasportsの「主将・主務編 兵藤慎剛×坂本亮太」という記事が紹介されています。

Jリーグの2000〜2007年の全員のデータを調べて、大卒とそれ以外に分けて、大卒なら22歳以上なのでそれ以下のデータを切り捨てて、22歳以上でどちらの比率が多いのかを調べました。で、Jリーガーの平均引退年齢が26歳なんです。だから27以上で大卒が多いよっていうのを証明しました。実際にそこを越えると大卒の割合がグッと上がるんです。あと兵藤たちに大学に来てよかったかを聞いて、数値と声という面から立証しました

個人的には大卒選手は即戦力として期待されているので、加入して結果を出せなければ比較的早い時期に解雇なり移籍してしまうという印象を持っていました(主に浦和レッズ)。

一方、高卒・ユース出身の選手たちというのは、まだ身体もできていないので、しばらくサテライトなどで身体を作ってから、トップチームに加わってくる印象を持っています。

大卒選手は即戦力として期待されているので、すぐにもトップチームで活躍できるような人材が集められていると推測されます。加入後すぐに試合に出場することが可能な選手が多いでしょう。

高卒・ユース組でいきなり試合に出場する選手というのは、どれほどいるでしょうか。トップで試合に出場できるようになるまで、少なくとも2〜3年くらいはかかっている選手が多いようなイメージがあります。

そう考えると、試合に出場してチームに定着することができるようになるには、大卒の方が近道と言えないこともないかもしれません。もちろん大学サッカーの中でもまれ、頭角を表す必要はあります。

あとは27歳以上の選手を数えたということですが、18歳で加入した選手にしてみれば約10年間あります。そこまでで定着することができなければ、やはり解雇は避けられないですし、第二の人生を歩むことを考えれば20代前半で見切りを付ける選手も多いかもしれません。

もちろんユース出身ですぐに活躍している選手もいますから、クラブチームのユース組織がしっかりと育成できていない、と考えることもできるかもしれません。大学サッカーの方が、理論だって選手を育てることができているとか。

などなど予想でしかないのですが、大卒と高卒・ユース出身の違いをちょっと考えてみました。

ちなみに浦和レッズで多く試合に出場している選手のうち、大卒には次のような選手がいます。

・山岸
・坪井
・堀之内
・平川

坪井、堀之内、平川の3人は、2001年ユニバーシアードで優勝した代表メンバーで、即戦力として期待されて加入しました。

同じチームのメンバーには、巻誠一郎、深井正樹、羽生直剛などがおり、現在でも活躍している選手たちが名前を連ねていました。