オフト監督辞任の深層。という記事がありました。「深層」と「真相」をかけている訳ですね。オフトの辞任は深いよ、と。

あるレッズOBは今回のオフト監督の発言を「彼からのメッセージだ」と語る。クラブとしての姿勢をもう一度考えるべきではという警告ではないかと。その通りかもしれない。

・オフトが辞任を発表したのは最悪の中での最善だった
・ナビスコ杯では攻撃的かつスリリングな試合を見せており興行的にも成功している
・いきなりの方向転換は積み上げてきたものを崩すのではないか

という内容が書かれており、ぼくが2003 2nd 第12節 浦和レッズ V.S. 東京ヴェルディ1969というエントリーの中で書いた主張と同じです。一連の騒動(?)を見ていて感じる一番の問題点は、

・経営者としての手法が未熟ではないか

ということではないでしょうか。

社長はかねてよりプレーが守備的で面白くないとこぼしていたというから、チーム作りの過程で見せていた未成熟なプレーの印象がいまだに強く残っているのかもしれない。それとも、元浦和MF小野伸二(現フェイエノールト)のように、名前だけで客を呼べる選手を集めて、レアル・マドリードのようなチームを作りたいと考えているのか。

小野は素晴らしい。しかし、小野たった一人がいなくなった時のリスクも、経験済みのはずではなですか。チーム作りを考えれば、オフトのやり方は至極真っ当なものと思います。しかし、この引用からも分かるように、犬飼社長は“チーム作りの過程”から「見ていて面白いサッカーを」と口にしていましたから、現在のようなサッカーが構築されることは予想していなかったのでしょう。オフトにあのような発表をされて(それでも最善の選択だと思います)、社長も引くに引けなくなった、というところもあるのではないかと思います。しかし、経営者であるならば、当然、オフト監督と向き合って話をするべきでした。本当にクラブを良くしたいなら、もっとオフトと話し合うべきだったでしょう。「レッズが過去10年間不遇の成績とともに悪しき経験として味わってきたことではなかったか」と記事では書かれています。

主義主張が明快で、犬飼社長は素晴らしいと思います。ただ、なんのためにGMがいるのか? 会社の経営とクラブの運営を切り離すためではないのか? 強いリーダーシップを持った経営者は求められますが、決してワンマンにはなって欲しくはないのです。ヨーロッパまでオフトを口説きにいった森GMは、頭の痛い思いをしていることでしょう。

もう一度、オフトからのメッセージを。「10年前に戻りたいならば戻ればいい。ただし私抜きで」

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来期も絶対必要な戦力です。誤った判断をしないことを祈ります。