行っちゃうよ、決勝。鹿島にリベンジだ。涙は決勝で。

■観戦記

6-1で大勝はしたけれど、都築の不可解な退場があり、個人的には少し後味の悪い試合でした。ただ、勝つか負けるかのカップ戦ですから、決勝に進んだことは素直に嬉しいです。2年連続決勝に進み、そして再び鹿島とやれるなんて、こんなに嬉しいことはないです。調子を崩しているとは言え、老かいな鹿島のことですから、油断はできません。ただ、去年が勢いだけで勝ち進んだのに対し、今年は勢いに加え、地力が伸びているという確実な裏付けがあるので、歴史に残るような良い試合ができるのではないかと思っています。

それにしても、大量5点を叩き出した田中とエメルソンは凄い。エメルソンは8分でハットトリックを決めてしまうし(相手に退場者がいたとはいえ)、田中も先制ゴール、追加点と非常に意義あるゴールを決めています。川渕キャプテンが田中を評し「代表クラス」とコメントしていましたが、やっと気づいたか、と(笑) まだまだ若いし登り調子のところにいますから、約1ヶ月後の決勝も楽しみです。継承するものではありませんが、もしまた誰かが”ミスターレッズ”と呼ばれる時が来るならば、それは達也なんじゃないかと思いました。あのスピード、ゴールへ向かう姿勢。なんだか、福田とダブったんですよね(永井はミスターというよりはプリンスという感じ)。

都築の出場停止はリーグ戦で解消されるようで、これまた安心。山岸もスーパーセーブを見せていましたが、いかんせん試合勘はそう簡単に取り戻せるものでもなく、やはりここは都築の方が安心して見ていられると思います。リザーブが徳重というのも怖いし、ね。

さて、途中出場した永井は非常に気になります。惜しいシュートが何本がありましたが、その度に天を仰いだりうつむいたり。鈴木とエメルソンが前線に走っているときに、思わず鈴木にスルーパスを出してしまったのはご愛敬としても、プレーの精度以前の気持ちの問題があるような気がしました。田中の活躍を目の前で見てあせらないはずはないと思いますが、サポーターを奮い立たせるような“気持ち”を見せて欲しいと思います。あきらめない思い、とでも言ったらいいんでしょうか。

心配なのは、永井がヤジのターゲットにされてしまうのではないかということ。これまで、城定、西野、そして今は内舘と、フィールド内に必ず一人はやじられやすいタイプの選手がいることの多いレッズですので、それが非常に心配なんです。昨日も、ボールを追わない永井に対して、不満をぶちまける人も意外と多くいました。気持ちで負けて、潰れていく姿なんて見たくないんです。永井には、長くレッズでプレーして欲しいですから。

インタビューを終えピッチを一周する内舘に向けて、東のクルヴァから「キャンプテン!キャンプテン!」というコールが起こりました。内舘が地道に汚れ役、潰し役を続けてきたことが、きっと認められたのでしょう。よく言えばユーティリーティプレーヤーですが、実体は何でも屋です。そんなに器用な選手がそう多くいるはずもありません。内舘も苦しみながら自分のスタイルを確立してきたはず。永井もこの大変さをバネにして、もう一伸びして欲しいものです。

で、決勝のチケットは手に入れられるのかな?(笑)