野村引退、代表落選し五輪4連覇消えという記事より。

五輪4連覇を目指した野村忠宏(33=ミキハウス)の夢がついえた。北京五輪代表の座は確実とみられていたが、前日の男子60キロ級で準決勝敗退し、評価が急落。この日の強化委員会で落選が決まった。

北京五輪代表の選考から漏れた、柔道60キロ級の野村忠宏に「現役引退へ」という記事が相次いで出ています。

引退していたところからの復帰、北京五輪でのオリンピック4連覇を心の支えにしてきた野村忠宏に代表落選は重く「唯一の心の支えを失って、これ以上続けるのは難しい」ということのようです。

これまでは「優勝できないのなら、五輪など行っても意味はない」とまで言ってきた。それだけ自信も、プライドもあった。

現在、33歳ですから、オリンピックへの挑戦はラストチャンスが濃厚です。さらに4年後を目指すのは、精神的にも厳しいものがあるでしょう。

ブログは「敗北。」というタイトルで更新されていました。

負けたという悔しさはありますが、それ以上に自分の柔道を出し切ったという充実感がなく、情けないの一言です。

「慎重に。安全に。」という気持ちが、自分の柔道の全てを壊してしまった、とも。

「今日はそんな試合をした自分に怒りを感じています」としつつ、しかし「このままで引き下がりたくないです」とも書かれていますので、このままの引退は「?」という気もしますね。

野村忠宏十番勝負―最強柔道家の人生をかけた闘い (ミキハウス“夢”応援シリーズ)

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