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「Evernote Japan Launch」ということで、日本法人設立の発表記者会見が東京駅側で行われていまして、そのレポートをお届けします。

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CEOフィルよりプレゼンテーション。

・エバーノートは記憶のプラットフォームである
・ツイッター、mixiなどは素晴らしいサービスだが全てソーシャルコミュニケーションのためのツールである
・エバーノートは友達のためでも同僚のためでもない自分自身の記憶が外部化するためのツールである
・ツイッターなどのソーシャルサービスに投稿された情報は友達が見ることを前提にしいる
・ところがエバーノートに入力された情報を見るのは自分自身だけである
・エバーノートは人間の外部の記憶を果たすので様々なバージョンがある
・Mac/Winのほかありとあらゆるスマートフォン版が用意されている
・最近になってiPad版が追加され急成長している
・iPadを始めとするタブレットコンピュータによるやり方は指で記憶を確かめる親和性の高いものなので楽しみにしている
・様々なバージョンは自動的に同期する

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・ソーシャルではない自分自身のためのツールだが非常に早い成長を見せている
・エバーノートは自分自身が使うものなので外のソーシャルネットワークと違って友達を誘うものではないのに急成長を遂げているのは友達に勧めることが連鎖した結果だろうと思っている
・エバーノートは広告の予算を全く持っておらずクチコミでユーザが広まった結果である
・こうしてソーシャルネットワークでないのに関わらず外のソーシャルネットワークに比べてもより早い成長を遂げることができた(創立2年未満で)
・2年未満としたのは明日がエバーノートの創立の日だから
・毎日8,000人の新ユーザを獲得している
・日本ユーザは35万人

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・エバーノートのユーザは二つ以上のデバイスを使っている
・Winが49%、Macが38%、Webが13%
・モバイルではiPhoneが63%、iPadが9%
・Androidは12%(モバイルでは成長率はトップ)
・フリーミアムモデルは様々なサービスが採用しているが、その内のどのくらいが有料に移行しているかを公開しているはサービスはなかった
・なぜ情報が公開されないかというと大半の会社にとっては面白くない情報だからだろう
・推定だが無料から有料に転換するのは1%以下ではないだろうか
・使用期間が長くなればなるほど価値が上がる

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・12ヶ月で8%が、24ヶ月では20%が有料モデルを選択するようになる
・長く使っていると自然に有料で使いたくなるのが特長ではないかと考えている
・日本はエバーノートにとっていろいろことが起こった初めての国である
・エバーノートの歴史上、日本で初めて起こったということが多々ある
・日本はアメリカ以外では最も大きな市場
・アクティブユーザの57%がアメリカ、18%が日本
・日本の次のユーザがいる国はスペインの4%
・ヨーロッパの国は大体同じ時期にスタートしたがスペインは4%になった
・そこでこの次はスペインにいって理由を確かめながらスペイン料理を食べてみたいと思っている
・イギリス、カナダが3%(もちろん英語圏である)
・ドイツ、オーストラリア、オランダ、ロシアが2%、それ以外が7%
・日本は次ぎに大きい10カ国をあわせたよりも日本のユーザ数が多いということになっている

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・日本ではエバーノートに関する本が出版された数が最も多い
・アメリカではもうじきということになっているがまだ出版されていない
・日本はパートナーの数としてもエバーノート第一の国である
・他のどの国よりもAPIパートナーが多い
・今回、3つのことを発表する

・1. エバーノートジャパン株式会社を設立
・本社を東京に置きエバーノートの100%子会社
・日本法人の社長VP Japan Operationはナカジマタケシ氏
・日本ユーザに対してよりよいサービスを提供するのが目的
・同時に開発を行いパートナーをサポートしていく
・日本のITエンジニアの高い創造性に感銘を受けており、高い技術を本社のエンジニアと協力させて新しい開発を行っていきたい
・今年中に5人の社員を採用し、来年はさらに多くを採用していく予定

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・中島氏の前職はソニーのVAIOチーム
・1年ほど前に出会って惚れてしまいVAIOに入れることになった
・USのメンバーと一緒に面白い体験を日本ユーザ、世界に向けて提供していくことを楽しみにしている

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・スペシャルアドバイザー兼最高食べ物責任者(CFO:Chief Food Officer)外村氏 追記:正式はスペシャルアドバイザー兼エバーノートジャパン取締役会長
・これまで会ってきた会社の中で人が素晴らしい、隠しごとなしに誠意をもって情報公開もする
・技術も良くNewtonの技術も脈々と受け継がれている
・日本は文書の整理整頓記憶に使っており、もう少しクリエティビティを出していかないといけないのでは、と考えていたが、書類を探すことから開放された
・パートナーもエバーノートと一緒になるとキャズムを超えやすいのではないかと考えている

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・2.画像の日本語認識技術を発表
・画像文字認識の日本語版をリリースすることができて大変嬉しく思っている
・これから活字であっても手書きであっても画像の中からテキストを抽出、認識することができるようになる
・英語と日本語が混じり合っていても良い
・ただし日本語の手書き文字については初期段階だが数ヶ月で改善される見込み
・たくさんのユーザの協力を得て手書き文字を収集することができた

・3.新しい日本のパートナーの紹介
・ソースネクスト:クラウドサービスが箱に入って店頭に並ぶのはこれが初めてのことだろう
・ソースネクスト松田氏:インターネットでの販売を開始したがかなり売れている、名刺を撮影するiPhoneアプリの提供も開始する

・ビッグローブと提携:エバーノートを直接ユーザに届けるという世界で最初のISPとなる、プレミアム版の販売も行う
・ビッグローブ小関氏:パーソナルクラウドを提唱している、そんな中でエバーノートと提携した
・無料のエバーノートをポータルから提供、同時にビッグローブゲートとエバーノートが連携
・7月1日からプレミアムパッケージを販売する(498円/月額)
・7インチのAndroid端末を開発しているのでその上でも提携していきたい

・ITmedia:エバーノートとして初めて外部のメディア起業と提携し、エバーノートのクリッピング機能を統合したiPadアプリを提供
・ITmedia藤村氏:ツイッターへの投稿機能に加えてエバーノートにクリッピングできる機能をiPadアプリに追加した

・ぐるなび:レストラン情報をクリップ
・ぐるなび吉田氏:ショップカードのような形でエバーノートにクリッピングされる、今後はいつ誰と食事したか、といったメモも残せるようにしたい

・ぺんてる:エバーノートがインテグレートされた専用ペン、紙の上に文字や画像を描くとエバーノートに転送される
・ぺんてる田島氏:手書き文字をエバーノートで保存したかった

・アブラサス:保存するメモ帳、個人的に気に入っている製品でいつも持ち歩いている、紙に書いて後からスキャナでエバーノートに転送するという、素晴らしいアナログとデジタルの連携になっている、エバーノートのプレミアムバージョンにバンドルされることになった
・バリューイノベーション南氏:手書きはデジタル保存が手間がかかる、考えた結果、紙をA4にすることでスキャンしたりiPhoneで撮影することを考えたプロダクトである、過去のページはエバーノートの中、未来のページはどこにでもあるA4の紙、起動時間も0秒

・エバーノートのAPIパートナーの半分は日本で、その中で個人的に良いと思っている例を紹介「ZeptoPad」
・iPadアプリでプレゼンテーションを美しく作成することができるサービス
・最近こうしたアプリはポピュラーになってきているが、エバーノートとの親和性は非常に高い
・ワンクリックでエバーノートに保存することが可能

続いてQ&Aタイム。

Q:(ITmedia)フリーミアムについて。どのくらいのパーセントまで有料ユーザを伸ばしたいのか、また成功するポイントは何か?

A:多くの場合、有料ユーザがいればいるほど良いと期待しがち。しかし注意しなくてはならないのは割合ではなく、有料ユーザの数がどのくらいになるか、ということ。割合はまた別の問題となる。もし100万人の有料ユーザを目標とするならば、それを達成するには二つの方法があるでしょう。

一つは大量に宣伝費を使うこと。あるいはそのお金を製品の改良に使い、クチコミで有料会員になってくれる方法。微妙な問題になってくるが、有料ユーザの割合が高ければ良いというものではない。有料ユーザが多いということは、無料ユーザを同時に失っていることを意味する。もし有料ユーザの割合が高くなりすぎていると、もっと無料ユーザに魅力あるように製品を改良していかなくてはならないことを意味している。

そういったことを勘案すると、長期的にみて5〜10%の有料ユーザがいることが適切な割合ではないかと思う。

Q:(ITmedia)スタートと同じくらいからエバーノートを使っている。動画の対応が弱いと思っているし、月間500MBだと少ない。何か戦略は?

A:ビデオの重要性が高くなっていることは承知している。アップロードの最大容量が低いことは、無料・有料で近々に改良を行いたいと思っている。

ただし、大量にビデオをアップロードするユーザは全体のユーザからすれば比較的少ない。ほとんどのユーザは現在の容量で足りていることは念頭に置いて頂きたい。

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以上です。

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