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稚魚の漁獲量が減りウナギのピンチが言われるようになって久しいですが、穴子の蒲焼きど代替品の研究も進む中、有望株が登場してきたようです。少し前なのですが、ウナギ味のナマズ、近大が研究 「これはこれで美味しい」「言われなければウナギ…」商社も注目という記事がありました。

「水のきれいな所で育ったナマズは、臭みが全くなくておいしい。泥臭いと言われるのは、生育環境の影響をうけやすいから。エサと水を管理して養殖すれば、ウナギ並みになるはず」。そんな仮説を立て、4年前の夏に本格的な研究を始めました。

ウナギ味のナマズの開発に成功したのは、近畿大学の研究者です。近畿大学といえば、クロマグロの完全養殖に成功したことでも知られています。今度はナマズです。

通常、ナマズは淡水魚のエサで育てるため、淡白な味になるのが普通です。しかし油分を多く含む海水魚のエサに切り替えたところ、脂身がぐっと増えて、ウナギに近いこってり味に。

いやはや、口にするものって本当に大事なんですね。こってりしたエサを食べた本人(本ナマズ?)の身の味もこってりになってしまうとは。今では「タンパク質の多いエサも混ぜ、ウナギに似た弾力が出るよう」工夫もされているそうです。

奈良県の料理店「うなぎの川はら」の2店舗で20食の限定販売がされているそうですが「言われなければウナギだと思うかもしれない」「あっさり目の味だけど、これはこれで美味しい」と好評だそうです。値段もウナギの2,970円に比べて、1,780円と割安です。

ナマズはナマズで美味しいんだけど、ウナギの代わりになって安いのなら、それはそれで食べてみたいですねぇ。既にナマズは卵からの完全養殖にも成功しているので、ウナギ味のナマズのメリットは大きいです。

改めて、食べるものの重要性を感じたニュースでもありました。