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絶滅危惧種だとかレッドリストだといった話が聞こえてくるウナギですが、完全養殖が近づいている、という記事がありました。ウナギの完全養殖、実用化へ 「餌の謎解明」幼生の9割生育という記事です。

ウナギの完全養殖は22年、水産総合研究センター(横浜市)が世界で初めて成功した。ただ、卵から幼生のレプトセファルス、稚魚のシラスウナギ、成魚へと育てる養殖サイクルのうち、幼生は餌が不明なため9割以上が死んでしまい、実用化には至らなかった。

そうなんですよね。いちおう、完全養殖はできるようになっているものの、実用化できるほどには育たない、と。幼生のエサが不明だったのですが、これを昨年、東大のチームが解明していた、というのがこの記事。

太平洋で採取した幼生を調べ、プランクトンの糞(ふん)や死骸が餌だったことを突き止めた。最近の研究で、鶏卵やヤマメの精巣も餌になることが判明し、幼生は約9割が育つまでになったという。

そうなんだ!

でも、ウナギの危機が取り沙汰される中、なぜ今ごろ、こういう話題で盛り上がっているのでしょうか‥‥という気持ちも少しあり。

「飼育の大規模化が課題だが、完全養殖の実用化は確実に実現に近づいている」という教授の話もあるのですが、この「飼育の大規模化」というのが、難しいのかもしれませんね。

ちなみに、ウナギの卵発見が初めて報告されたのは2011年のことでして、その時は31個でした。ウナギが先か、卵が先か、みたいな話もあったりあるのでしょうかね、養殖には。

ネタフルでは次のような記事も書いています。

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