サントリーのビール、46年目で初の黒字に

サントリーのビール、46年目で初の黒字へという記事より。

サントリーのビール事業が、1963年の参入から46年目の2008年12月期で初めて営業黒字になる見通しであることが13日、分かった。高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」や第3のビール「金麦」の好調などで、前年の数十億円の赤字から10億円以上の黒字に転換しそうだ。

前年の数十億円の赤字から10億円以上の黒字ってんですから、すごいジャンプアップ!

ということで、サントリーが1963年にビール事業に参入してから初めての黒字転換をしそうだというニュースです。

サントリーの07年12月期のビール事業売上高は2252億円だったが、08年は2400億円を超える見通し。

ライバルたちが値上げする中、9月まで価格を据え置いたのが奏効したみたいです。「ザ・プレミアム・モルツ」や「金麦」が好調みたいですね。

というか、やっぱりプレミアムビールといえば「ザ・プレミアム・モルツ」というイメージも定着している気がするので、このあたりは時間がかかりましたけど、戦略が実ったというところでしょうか。

シェアも、アサヒ、キリンに続いて3位になることがほぼ確定ということです。

サントリーはビール大手4社の中では最後発で、シェアは長く低迷。「モルツ」といったヒット商品もあったが、80年代まではウイスキーなどの洋酒部門が、90年代からは健康飲料をはじめとする食品部門が支えていた。

そうなんだー。

個人的には、やっぱりサントリーといえば角瓶でして、で「ハイボール」って訳でして。

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