2017 07 01 1008

2003年7月1日より正式運用に入った当「ネタフル」も14周年を迎えました。と硬い書き出しで始まりましたが、ブログを本格的に書き始めて14年が経過して、15年目に突入だよー、という、ただそれだけの記事でございまして。

振り返ると、ブログを書き始めた時は30歳だったんですねぇ。1995年くらにISPの立ち上げに参画しインターネットの世界に入り、1997年からメールマガジンを開始し「いつかネットでモノを書いて暮らしていくんだ」というあの頃の夢は、2003年に軸足を移したブログが軌道に乗り、ブロガーとして独立した2006年8月から実現しています。フリーランスで仕事をして11年周年ももうすぐです。44歳になってしまいました。

ブロガーとして1人で仕事をしているからこそ、読者がいて、周りの人の協力があって、スポンサーがいて、声をかけてくれる人がいて、助けてくれる人がいてなどなど、たくさんの人たちに支えられて初めて、活動ができているのだなとしみじみと思います。

2003年にブログを書き始めた頃のいわゆるブログ仲間で今でも書き続けている人は確かに減ったのですが、それでもまだまだ顔を思い浮かべることができるくらいに書き続けている人が何人もいるのは凄いことです。やっぱりこれまた1人じゃないんだな、と心に強く思います。

昔はね、SNSとかないからブロガーとブロガーが出会うのだけでも大変だったんですよ。ブログのコメント欄の交流からまず始まったりして。今じゃみんな閉鎖してるでしょ! ぼくも閉鎖しているけど。だから気軽に「誰か飲みに行かない?」「行くー!」みたいな時代じゃありませんでしたから。Twitterもない、Facebookもない、LINEもない。

最近だと携帯電話がなかった時代にどうやって連絡を取り合っていたか想像できないという若者も多いでしょうけど、SNSやメッセンジャーがなかった時代というのも、ほんの少し前だったんです。でも、ないならないで時間はかかるけどなんとかして出会って、語り合って、一緒に作り上げて‥‥ということをしてきたから、初期のブログ仲間には一方ならぬ思いがあるのかな、といま改めて気づきました。

閑話休題。

ブログで書く内容もかなり変化しました。昔は国内外問わずニュースブログの趣が強かったと思いますが、ここ数年は旅や食の話題が増えました。さらりと書き流すだけでなく、自分で体験したことをそれなりにきっちりと残しておきたいという思いも強くなりました。これは自分に訪れた変化、年をとるということだと思います。扇情的な話題やゴシップネタから少し距離を置くようにもなったな、とも。

子供は舌が未発達だからハンバーグやカレーのような味の濃いものが好きという話をどこかで読んだ記憶があります。大人は色々なものを食べた経験から、繊細な味のものを好むというような話でした。これって、人生にも同じことが言えて、子育てを経験したから他人のお子さんでも小さな子供の頑張りを見ると頑張れって応援しながら涙が出てくるような気持ちになるし、身内の死を経験していれば同じ経験をしている人の気持ちが自分のことのように感じられたり。経験があるから何かを見た瞬間に少し先が予測できてしまう‥‥というのが、大人が保守的になるということの一つなのかなと不惑を過ぎ、自分が歳を重ねることでようやく分かった次第です。だからこそ、歳を重ねて分かることがあるからこそ、年をとるというのも悪いもんじゃないなと思います。もうほんの少しのことで喜んだり悲しんだりできるんですよ。安上がりでいいな!

すいません、全くブログの話とかけ離れてしまいましたが。

2012年にSNSが勃興した時に「このままではブログがなくなる」という危機感があり、いわゆる「プロブロガー本」を執筆しました。大変ご好評を頂きブロガーの増加にも寄与したと自負しています。しかし一方で「プロブロガー」という言葉を独り歩きさせてしまったな、という気持ちもあります。ブログで食べることが手段ではなく目的となってしまったような。個人的には注目を集めるために何かを傷つけるという方法は愚策だと思います。昨今、よく言われることですが、デジタルタトゥーというものがネットには残ります。ぜひ「プロブロガー」を目指すブロガーには"プロフェッショナル"としての矜持を持って、書いたものを一生背負う覚悟でブログを書き続けて欲しいと思います。なんていうことを、自戒も込めて。

まあ、こういうことを書くようになったのは年を取った証拠ですね!

こういうことを書くのも年に一回なのでご容赦を。

10年も20年前から、メールマガジンからブログから読んで下さる同世代のみなさま、引き続きどうか健康で末永く当ネタフルをご愛読いただけましたら幸いです。ぼくもまだまだ書き続けます。止まりません。

Keep on blogging.

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