他人にネタフルを書いてもらったら思ったより自分に影響があったブーメランな話

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2009年6月1日に“代打”としてトミモトリエ@自分屋24にネタフルを更新してもらいました。そのことについてすぐに書かずにしばらく寝かせていたのですが、じわじわと効いてきたので、他の人にブログを更新してもらうことについて雑感をメモしておきます。

ことの経緯などはネタフルの更新に代打、トミモトリエというエントリーをご覧ください。

基本、ネタフルは“コグレマサトフィルター”を通して、いろいろな人にネタを読んでもらっています。

今回、トミモトさんに「ネタフルテイストで」というリクエストをしていたのですが、それはつまり「自分のフィルター」を「他人のフィルターを通して見る」という行為に他なりませんでした。

このことが後からじわじわと効いて訳なのですが、彼女が書いたいくつかのエントリーを通して、以下のようなことを発見しました。

・レイアウトの違い
・文章量の違い
・画像の配置の仕方の違い
・ネタのチョイスの違い
・視点の違い
・こだわりの違い

恐らく、読んでいる人には分からないレベルだと思うのですが、ぼくにとってはどれもこれもが新鮮に感じました。もちろん「ネタフルテイスト」を踏襲しているのですが、細かいところで、しかし大きな違いとして見えてくるのです。

それは、自分では良いと思っていたことが違う形で伝わっていて「あれれ自分と違う」と思ったけれど、実際にそれを実践してみると「トミモトテイストなネタフル」の方が良いのでは、という気づきがあったのです。

つまり、

・自分が他人の中で変換されて戻ってきた感覚

です。

しかも、結果的に単なる変換ではなく「ブラッシュアップされている」というところが味噌ではないかと思います。

自分ではネタフルを客観的に見つつ、最良であろうと思われることを続けてきたのですが、改めて「自分のことは自分ではよく分からない」ということを実感しました。

これはブログデザイン勉強会でも感じた感覚で、独りよがりにならないためにも、第三者の視点を借りることは非常に重要だという当たり前のことを、しみじみと感じてしまいました。

今回の“ブログ代打”で、型は大事だけど、硬直することなく変わり続けることも大事だと、改めて思い直す良いきっかけになりました。ありがとう、トミモトリエ@自分屋24