百度」が正式サービス開始にあわせ、ブロガーを集めて開催した意見交換会に参加させて頂きました。

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全員にPCが用意されており、各人が自由に「百度」を試すことができるようになっていました。

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前半は総裁であるロビン・リー氏のプレゼンテーション、取締役である舛田淳氏のサービス説明が行われました。

「百度」は中国の検索市場の7割を占めており、ロビン・リー氏は、主な収入は広告関連で、テクノロジーベースのメディアカンパニーである、と語っていました。

なぜ中国の次に日本に進出したかに関しては、

・第二の経済市場
・検索市場の普及率が高い
・イギリスは日本よりGDPは小さいが日本より検索市場は大きい
・ダブルバイトの技術を開発してきた

といったことが挙げられました。

しきりに「ユーザエクスペリエンス」ということを強調されていたのが印象的でした。

舛田氏は、Yahoo! もしくはGoogleに続く2番目の選択肢としての「セカンドサーチエンジン」として使ってもらう、という戦略を説明しました。

調査によると、6割の人が複数の検索エンジンを使い分けていることが分かったのだそうです。そこで、まずはセカンドサーチエンジンというポジションを確立したい、と。

トップページは日本オリジナルのものを用意したそうです。ちなみに足あとはパンダとのこと。

後半は意見交換会だったのですが、残念ながら前半だけで30分くらいが経過していたので、残り時間があまりありませんでした。

ぼくは発言できなかったので、終了後に舛田氏に簡単なリクエストをさせて頂きました。

概略でも構わないので、アルゴリズムを教えて欲しい、どうしてそういう検索結果になるのかが知りたい、というものです。

正直なところ、まだ「百度」の検索結果は精度が高くないようにも見受けられます。しかし、どうしてそういう結果なのか、が分かれば、利用者としても使い方があるのでは、とも思います。

あとは伝え忘れてしまったのですが、コンテンツマッチ広告も実施してみてはいかがでしょうか。広告の選択肢が増えるのは、非常に良いことだと思いますし、日本だと参入する余地がまだあるのではないでしょうか。

会場からは「製品差別化ができているのか?」という主旨のコメントがいくつかありましたが、これに関しては同感です。

結局「百度」を使うとどんないいことがあるのか? どんなところが便利なのか? が分かりやすく伝わらないと、ユーザはついてこないと思います。

「今度みなさんにあうときはバイドゥを使うべき二つの理由くらいは言えるようにしておきたい」と最後にロビン・リー氏がコメントしていましたが、ぜひともお願いしたいところです。

何しろ始まったばかりのサービスですからね。今後に期待しています。

追記:会場にははてなから転職された水野さんもいらっしゃいましたし、“検索の鉄人”の関さんが転職されていたのにも驚きました。「百度」の本気が伝わってきました。

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